4.その他の臨床体験(2) |
●アトピー性皮膚炎 | ●サーモグラフィー | ●増毛 | ●帯状疱疹 |
●瘢痕組織の消失 | ●局所的治療 | ●タバコ | ●視力 |
●腰痛 | ●身長 | ●急性炎症 | ●鬱病 |
●へバーデン結節・変形 | ●交通事故 | ●小児治療 | ●痔疾 |
●大韓民国での矢追インパクト療法(YIT)、7ヶ月の経験 | ●骨折後の腫脹緩解 | ●リュウマチ | |
●ピアノ | ●頚椎捻挫(鞭打ち症) | ||
■皮膚病 | |||
●顔面の荒れ | ●老人性皮膚掻痒症 | ●掌蹠膿胞症1 | ●扁平疣贅 |
●自家感作性皮膚炎 | ●ラムゼーハント症候群 | ●フットケア | |
■新しい記事:矢追インパクト療法 | |||
←4.その他の臨床体験のTopに戻る |
●帯状疱疹 帯状疱疹1 矢追インパクト療法遣ってあげました。すぐ痛み軽減しました。ゾヴィラックスは投与せず。左右は、わずか2日後の比較です。亜鉛化軟膏塗ってありますが、新たな水疱も少し出来ていますが、治癒傾向を示しています。以後治癒したと思いまが、来院なし。 |
|||||
▲top |
|||||
帯状疱疹2 軽い帯状疱疹 ゾヴィラックス投与なし。矢追インパクト療法1回のみ 7日後には治癒 |
|||||
▲top |
帯状疱疹3 重い帯状疱疹 ゾヴィラクッス 投与なし。矢追インパクト療法2回 3週間後皮膚は治癒状態となったが、帯状疱疹後神経痛に悩まされ、某大学ペインクリニック科に約1年通院したが直らず、又当院に戻ってきて、約2週間に1回の割りで矢追インパクト療法を半年近く続け神経痛は次第に治まってゆきました。5月21日からは亜鉛華軟膏 塗布されています。 水泡が激しく集密し、糜爛を呈する腰部は治癒まで長い日にちを要しますが、鼠径部辺の治癒は早い。 |
|||||
5月20日 |
|||||
5月21日 |
|||||
5月22日 |
|||||
5月24日 |
|||||
5月26日 |
|||||
6月5日 |
|||||
6月8日 |
|||||
帯状疱疹4
|
||||||
▲top |
●瘢痕組織の消失 症例1 9年前に胆石症で胆嚢摘除術受けた。その後食事の度にトイレに走り、ウンチともオシッコともわからない下痢状態が9年間続いた。 写真1 の1週間前 この瘢痕は太い綱の様に盛り上がり、ドレーンが挿入されていた部分は綱の結び目のごとくだった。1週間前の治療前の写真は撮っていない。こんなに改善するとは予想していなかったから。 矢追インパクト療法やったその日から良いウンチが1本出て、オシッコとは完全に区別できるようになった。その後 皮膚の張り 木目細かさも一層増し、予想ではありますが、腹腔内の癒着障害も解消したと思います。 |
|||||||||||||||
写真1 |
写真2 |
||||||||||||||
長年 胸に出来、何をやっても直らなかった2個の瘢痕組織 矢追インパクト療法を月に1度1年間やった。患者さんは何も直らなかったと去って行かれましたが、皮膚は色白く、きめ細かくなり、2匹の蟻も変化しています。 |
|||||||||||||||
症例2 某島に長年住んでいて、30年以上腰が痛く、何の治療をしても治らず、その間 何度か東京に来られて大きな病院の整形外科で治療も受けましたが治らず、曲がった腰のまま、朝寝床から起きるのに1時間くらいかかり歩くこともままならず、外出も少なかった75歳のご婦人が、腰に矢追インパクト療法を約3年9ヶ月約2週間1回の間隔で電車に乗って通院を継続しました。毎日数キロ散歩できるようになりました。もちろん朝起きるのも全く楽になり、大変喜んで5月末帰島しました。初診時 体に数箇所目立つ瘢痕組織がありました。その瘢痕組織に対し治療は全然していません。もっぱら腰に対して遣っていました。ただこれらケロイドにも何か良い影響があるはずだと思って比較のため撮っておいたものです。 初診時に撮った写真(ミノルタ800α)と3年9ヵ月後のデジカメで撮った写真を示します。
何十年も経過した瘢痕組織は赤色が薄くなり、何よりもそのよって立つ皮膚の状態がきめ細かく、光沢を生じ、良い皮膚に変化しているのに驚かされます。本人は治ったと大喜びで帰られました。 |
|||||||||||||||
右肩のケロイド 右肩に約20年前植皮し、失敗2回目植皮後放射線治療をした。
|
|||||||||||||||
症例5 2010年2月より両側の乳房を結んでいるような束縛感に苛まれていた乳房間ケロイドを治療してきました。本人もだいぶ束縛感がとれてきたと喜んでいます。 こういう目に見える部分でない所、例えば腹部手術後の癒着障害とか整形外科手術の後の腫脹とか緑内障の眼圧の低下等色々な障害に応用できます。
|
|||||||||||||||
▲top |
●局所的治療 症例1 この療法は全身的に直ぐ反応するのですが、局所的にも可能です。例えば90歳代の女性の両下肢に、矢追インパクト療法をやりました。 シール貼ってあるところがそうです。壷等は全然考えていません。歩行は容易でない方です。スリッパを履き、ガチャガチャ歩きのためあちこち赤く痛々しく全体的に浮腫んでいました。(上列) |
|||||
1週間後 赤く痛々しさも浮腫も消えました。この間に、ご家族の方々は、余の変化に大騒ぎになったそうです。 |
|||||
▲top |
症例2 |
|||||||
右手関節から手背にかけて急に腫脹し、痛い 握れない 茶碗が持てない等の訴えで来院されます。若い働き者のご婦人は両手共 過使用(overuse) により腫脹し困り果てます。矢追インパクト療法は 直ぐ握れる様になり、写真のごとく1週間後には腫脹も引いています。 |
|||||||
▲top |
症例3 |
|||
足関節でも同様に1週間で腫脹は引きます。 |
|||
▲top |
●タバコと矢追インパクト療法(YIT) YITを遣っていて印象に残ったタバコとの関係について、3症例を報告いたします。 症例1 60歳代前半の男性 タクシー運転手 長年アレルギー性鼻炎で鼻汁がジョブジョブ出て悩んでいました。 ヘビースモーカーで色黒。 YITを遣る3ヶ月前に禁煙したそうです。 数ヶ月間この療法をやっていましたら、段々色白になってきました。本人が ある時 家に帰ると娘さんが、お父さんタバコ臭い と言われ、タクシー運転している時 後ろの客が運転手さんタバコ臭いと言われ 近くの銭湯の洗い場で、隣の人から お前はタバコ臭い と言われた。3ヶ月前から禁煙しているのに何故タバコ臭いのか?と私に詰問します。私は貴方の体表からどんどんタバコのヤニが追い出されているのです と言いました。それ以後気味悪がってか 来院されなくなりました。 |
症例2 40歳代後半の男性 膵管結石4〜5個あり。手術をしたがらず 何時も痛み止めの注射に通って来ました。ヘビースモーカーで色黒。痛み止めの注射を何とかやめさせようとYITを3回ほど遣りました。頻りに自分の腕の臭いを嗅ぎタバコ臭くなった、タバコ臭い この療法のせいではないか? と詰問します。私は そうです。貴方の皮下脂肪に溶け込んで蓄積しているヤニを毛穴から追い出しているのです と言ったら、タバコのほうが好きですから、この療法止めます と言う。以後も色黒でヘビースモーカーです。 |
症例3 30代後半の男性 1歳以下の時に何か整形外科的な手術を2回されていて、下肢の筋肉が発達していない身体障害者です。それからの永い々苦しみありのためか人格の先鋭化がみられます。運動は出来ないし、酒も飲まず 独身で 時間給的な経理事務を仕事としている色黒のヘビースモーカーです。タバコしか浸るものが無い状況のようにも思います。余に長時間椅子に座って仕事をしていたために、椅子が臀部に深く食い込み、強い坐骨神経痛を起こし、一刻も早く痛みを和らげるために YITをやりました。救われるごとく痛みは軽減していますが、3ヶ月やっていたら、タバコがすごく不味くなった と訴えます。 見るとこの人も次第に色白になってきている。何よりも歩行状態が改善されている。この人の表現では 股関節部分が ぼごっと まともに嵌ったような気がする と言う。40年以上退縮した筋肉は元に戻りませんが。 |
これらのことから私が言いたいことは: |
|
(1) | 肺に取り込まれた脂溶性のベンツピレン等ヤニは皮下脂肪に運ばれ色黒になる。 |
(2) | 皮脂は立毛筋(横紋筋)の作用により盛んに分泌される。溶けているヤニも排出されるから、皮膚はタバコ臭くなる。次第に色白になる。 |
(3) | タバコが何故か不味くなる → 減煙 禁煙になる。 |
▲top |
●視力と矢追インパクト療法(YIT) YIT を遣っていて、近視と老眼と糖尿病性網膜症の視力の改善について、私にとって印象深い臨床体験をお知らせします。私は眼科医では有りませんので、詳しい検査は遣っていません。眼科医がいろいろな検査と共に遣っていただければ、頷かれると思います 症例1 大学卒業期にある女性 高校若年期から近視が進み、眼鏡では間に合わなくなりました。コンタクトレンズに変えても、度がさらに進みました。私はこの女性に目とは関係なく、肩こりとか肩から手にかけての帯状疱疹前の痛みに対して、YITを遣っていました。これを遣りだした頃からコンタクトレンズの度が進まなくなり、逆に改善し出したと本人が言います。コンタクトレンズの検査購入は、私は全く知らない所で行われています。 この方の身長はYIT 直前161.8cm 直後で162.7cm と9mmも元に戻ります。 |
症例2 50歳代後半の男性 労働者で三宅島から船で来ていました。船の切符を買って、船中で切符の内容を確かめようとしても、どうしても見えない。腰が痛いので、腰にYITを遣りました。遣った直後 周囲を見回して 目が良く見える と言います。2〜3m離れた壁掛け時計を眺めて秒針の刻む細かな区切りも全て見える と言います。帰りの船の切符の内容は良く見えたそうです。 2週間毎に遣りましたが、2週間経つと又元の良く見えない状態に戻り、YITを遣ると又見える状態になる。そういう事を何回か繰り返しました。今は東京にいます。 |
症例3 糖尿病性網膜症で見えなくなられた方も少し視力を回復しました。 私はこの方に激しく襲ってくる狭心発作を軽減すべくYITを遣っていました。目のことは眼中にありませんでした。 これについては当ホームページの症例紹介→眼瞼挙上→症例5 糖尿病性網膜症 を御覧ください。 |
(1) | 身体上の他の訴えに気を取られていて、視力に何も問題なく、目に関する訴えのない人にとっては、この療法は空気みたいな存在で気付かれず通過してゆく。 |
(2) | 身体上の他の訴えで来院され、目に関する何らかの愁訴はあれど、ここは眼医者じゃないからと、鈍感に通過してゆく人にも気付かれない。 |
(3) | YIT直後 目の前が明るくはっきり見える様になり、世界が変わった と言う人もいます。こういう方々は何回かこの療法を繰り返せば、視力は回復すると思います。 |
(4) | 老化してくると徐々に眼裂が細くなります。眼瞼下垂又は筋無力症です。YITは眼裂を開大させます。視力もそれに伴い改善します。自然な美容整形に最適です。 |
(5) | これらのことが体内で起こるためには、莫大なエネルギーが体内で有効利用される必要があります。中性脂肪の燃焼です。生活習慣病の改善です。YITはこれを遣ります。 |
▲top |
●腰痛と矢追インパクト療法(YIT) 私はYITで色々な腰痛を治療して来ました。整形外科医ではありません。内科です。 「骨と関節の日」ばかり強調し、ひたすら通院日数を稼ごうとする療法に疑問を感じます。筋肉を引き締める療法 は自然でもっと効果あります。 症例1 40歳代前半 男性 初診 ビジネスマン ぎっくり腰で以前6ヶ月間整形外科医院に通院していた既往を語りました。コルセットを着けています。会社が近いので、又腰が痛くなったと私の診療所に慌てて駆け込んできました。 私は患者さんを腹這いにさせ、背中にYIT を遣りました。ベッドから立たせ、 < どうですか、腰痛いですか?腰動かしてみてください > と言いました。 あれー痛くない 不思議だー と言って駆けるように帰って行きました。この方は数ヵ月後にもう1度同じ痛みに襲われ来院され、やはり 不思議だー と叫んで帰ってゆきました。 |
症例2 50歳代後半 男性 初診 幅広の工事用ズボンをはいた日雇い大工さん 東北の田舎から出稼ぎに来ている。田舎では田圃やっている と言う。すごい高 血圧症あり。 ある日 たまたま仕事現場近くに我が診療所は在ったのでしょう。 困り果てた末だろうと思います。腰が痛く 腰から下が痺れて立っていられないと仕事が終ってから来院されました。 腰部X-Pを撮ると、椎体がガッタガッタの不揃 という印象です。昔の人にこういう人いました。聞くと 午前中仕事をすると午後はもたず、午後5時仕事が終わり、仕事場から飯場に自動車で送 られ、降りて自分の寝床のある場所迄3回休まないと辿り着けない でももう10年は働かなくてはいけない と言います。 腹臥位に寝かしYITを遣りました。立ち上がると 具合いい と言います。 すたすたと帰って行きました。2週間毎に1年以上来院を続けています。1日も仕 事は休まず、日雇い賃金を貰え、田植えには田舎に帰り、様々な遠く離れた仕事場になっても終ると、通院されています。内服遣っていますので高血圧症も徐々に治まっています。 |
症例3 90歳代前半 高血圧症で通院中の細長の痩せた背中の曲がっていない女性 私は偶々この女性に背中が曲がったらこのようにYIT で直します と 山脇診療所ホームページの画像を次々にパソコン上で見せました。< 私の背中曲がっ てきたらよろしくお願いします > と言いました。私は 何と無くもうこの女性は骨粗鬆症で椎体の圧迫骨折を起こし、寝たきり状態になるだろうという予感がありました。 案の定 それから1ヶ月も経ないうちに、背中から臍辺りにかけて、輪切り状に痛くなりベッドから起き上がれなくなり、命の危険を感ずるメナス(menace)となりました。 数回往診してYITを遣りました。徐々に痛みは軽くなり、又通院されるようになりました。その間2月から7月の5ヶ月間に6cm身長は減少しています。 背中は曲がってはいません。ソフトランディングしたと思います。 |
症例4 70歳前半 小柄で 高脂血症 狭心症 高血圧症 骨粗鬆症等で色々な病院へ通院してました。 背中の曲がりは進み 強い痛みを訴え、YIT を背中に遣っていました。 遣ると少し血色が良くなり、本人も楽になる と言っていました。ある時から、余りに背中の曲がりが進み 痛み 苦しさを訴え、食べられなくなり弱ってしまって 当院にも来られないくらいになり、点滴をし、少し元気になりましたが、今迄通院したことのない病院に入院させました。心不全とか弁膜症と肺水腫とか数病名 直ちに付きましたが、その中に 多発性骨髄腫 それによる3椎体の圧迫骨折 という病名があり、点滴等治療で歩けるようになって帰ってきました。 骨粗鬆症による圧迫骨折とばかり思い込んでいた私自身も、この病院の女先生に感謝しています。元通院していた、多発性骨髄腫を見出せなかった大きな病院の 整形外科に入院するようにとの指示がありました。そこに入院し退院して来ましたが、この治療法が気に入り、その後もYITを継続しています。 背中の曲がり具合を写真で示します。 未だ極端に弱ってしまう以前の状態です。シールは皮内注射した所を示します。 |
▲top |
●身長と矢追インパクト療法(YIT) 身長は小さい頃学校で身長計で測るもの、それ以外ではないと何方も疑問を持ちません。 身長という考え方はそれ以上に進んでいません。成長期、最長期、減長期、寝たきりで立位身長計測不能期もあると思います。一日の中に身長は伸び縮みする日内変動もあります。 考えると、色々判り又色々疑問が生じて来ます。 |
成長期 : | 朝と夜の身長の差は胴の長さで (朝日新聞 1990/11/26) 人間の身長が夜になると朝より低くなるのは、胴の長さが縮むためであることを、 大妻女子大芦沢教授らが明らかにし英国の専門誌に発表した。7歳の女児と5歳の弟を毎日克明に記録。 就寝中に1センチ伸び昼間に縮む。身長は春によく伸びる。 |
最長期 : | 補正式は(膝の高さ×1.91)−(年齢×0.17)+75cm 男性の補正式:(膝の高さ×2.08)+59.01cm 男性は年齢因子はあまり関係ない。 Hurley RS et al. Corporative evaluation of body composition in medically stable elderly. J Am Diet Assoc. 1997. 1105-1109. |
この式は 生きていても、死んでいても出来る計算式だと思います。多分寝たきり期になっても予測できる計算式だと思います。 ある整形外科医から教わりました。 |
|
日内変動 : | 健康な成人10人、8時間立たせていると17mm減少 その後4時間横にしておくと回復するという実験 |
別の整形外科医から教わりました。 |
減長期 : | やがて齢を加えると、弯曲 圧迫骨折 等により身長は減ってきます。腰痛が色々な原因で起こってくる時期です。この時期に矢追インパクト療法は役立ちます。下の写真は 腰痛が有り、後方から見ると軽度に く の字形に軽度曲がっていた60代後半男性 と背中が曲がって何ともいえない胸苦しさ、呼吸の苦しさを訴えた70代後半女性 身長計に乗せても縦にも横にも曲がっていて計測できなかった。何れも矢追インパクト療法直前直後の姿ですが、改善されています。愁訴も改善されました。女性は2003年4月24日と5月15日の身長の比較では、4月24日は測定困難 5月15日は測定可能状態に改善しています。血色も良くなっています。 矢追インパクト療法は背中に写真のごとく6個遣りました。経穴(ツボ)等は一切利用していません。〈身長を伸ばした〉のではなく〈身長を元に戻した〉といえます。身長を元に戻せれば、色々いびつに圧迫変形させられていた内蔵諸器官も元に戻ります。そうすると愁訴は消えます。約2週間隔で繰り返すだけの単純な療法です。他の曲がった腰が直って行く経過は 老化性円背矯正 で見てください。 |
背中にYIT | |||||
直前 | 直後 | 4月24日 | 5月15日 |
〈元に戻す〉 ということは 土木工事では〈復旧工事〉と言うのでしょうが、人間では治療というより〈若返り〉を意味すると思います。矢追インパクト療法は〈若返り療法〉だと言えます。古来万民が希求して止まなかった療法です。そしてそれは身長を目印に使用することが出来る。しかし世界共通の身長の定義がない。WHO(世界保健機構)で早急に決定してほしい。首・腰の牽引療法ありますが、牽引の直前 直後に身長の差を比較した論文はあるでしょうか? 私は 成人以後の身長H=A+B+C+D と考えます。Aは頭部 Bは脊椎からなる部分 Cは大腿部 D は下腿から足底部 Cranial Height(A)とVertebral Height(B)とAnkle Height (C+D)この中でA,C,D部は、成人では、ほとんど変化せず。Bが可変部で、この部分をどう定義するか だと思います。 |
▲top |
●急性炎症と矢追インパクト療法(YIT)
1.痛風発作:服用薬では、酷い痛み 発赤 腫脹 が引くのに1週間は費やします。経穴(ツボ)等とは関係なく、矢追インパクト療法をその局所周辺に遣りますと、遣っている最中から 痛み 腫脹 軽減し2日後には発赤も取れました。 |
直前 | |
直後 |
6個皮内注射直後の痕は生々しいですが、全体を見ると腫脹が引いています。2日後の写真は有りません。もう発赤もとれ 治っていました。この患者さんは2日後に、〈これから長期出張するから痛風の薬をください〉と平然と来院されたので判明しました。 |
2.手関節炎(osteoarthritis):過使用(over use)により手が腫れて 握れない 茶碗が持てない 雑巾が絞れない等の訴えにも矢追インパクト療法はすぐ対応できます。直後にはもう既に腫れが少し引いています。握れるようになりました。1週間後に来院された時は、全く元の状態に戻っています。 |
直前 | ||
直後 | ||
1週間後 |
3.急性無菌性アキレス腱周囲炎:永年テニスとスキーを遣っていてなりました。これも過使用(over use)です。〈夜間痛くて痛くて寝られなかった〉と訴えました。矢追インパクト療法 を局所に遣りました。直後に腫れは既に少し引いています。帰りはすたすたと帰れ、1週間後には腫脹は引いていました。 |
直前: 患側 | 健康側 |
直後 | |
1週間後 |
この様に 様々なスポーツ障害に対処可能です。今迄の3例でお解りのように、特別な人、特殊な疾患に 特別な効果 を上げているということではなく、何処にでもある一般的疾患に対処できることを画像で示しました。 今流行のEBM(Evidence Based Medicine)は何万人もの人を動員し、統計処理をして、
ある傾向を見出し、科学的という名の強制力を生じ、他の現象を排除しかかります。グローバリゼーション(世界化=実はアメリカの言うなり状態が広がること)と言う |
4.蜂窩織炎:野良猫を抱き上げたら、突然 左頬を引っ掻かれ爪が刺さった2日後初診 左顔面は脹れあがり首まで腫れ、左顔面神経麻痺且つ首も動かなかった。矢追インパクト療法を両上腕皮内に遣りました。遣っている最中から首が動き 唇が動き 瞼も動き 顔面の腫脹が取れて笑えるようになった。 |
直前 | 途中 | 直後 | 2日後 |
4蜂窩織炎2:右膝人工関節置換術後の蜂窩織炎です。長期間治りません。切断も考えられています。長い間抗生物質飲みました。他にやりようがなく矢追インパクト療法やりました。 |
2005/09/26 直前 | 直後 | 2006/04/06 | 2006/04/13 |
●鬱病に挑戦!!
矢追インパクト療法を行っていて、患者さんからの何気なく発せられた 印象に残った言葉 |
1) 私の中で色々なものが育っている。 | |||||
40歳前後の小児麻痺を患う男性。 | |||||
2) こんな良い治療法 人に教えたくない。 | |||||
矢追インパクト療法1回で、自殺を思い留まった40代女性。 | |||||
3) おばあちゃん 背中真直ぐになったね。 | |||||
寝床から起き上がるのに時間がかかって大変だった。 この療法後ぱっと起き上がれるようになり、長い間患っていた腰痛も治ったが、自分の曲がった背中が真直ぐになっているとは気づかなかった70歳代の女性。 |
|||||
4) 私 何でこんな小さな事にばかり かかずらっていたのだろう。 | |||||
長年顔面の皮膚病に悩まれていた50歳代の女性。 矢追インパクト療法を1回遣ったらこう言った。 |
|||||
5) 先生 何でこの療法を学会に発表しないのですか? | |||||
中学生の難治アトピー性皮膚炎を治した。その中学生が問う。 発表努力はしているのですが、採用してくれない学会とか、先生方に中々理解信用して貰えないのです |
|||||
6) お母さんを綺麗にしていただきどうもありがとうございました。 | |||||
アトピー皮膚炎の72歳の御婦人。それまで2年間矢追インパクト療法を継続しました。 どんどん綺麗になってゆきました。 48歳になる娘さんと2人で最後に御礼に来られました。 その娘さんは色黒で皺あり、お母さんよりずっと年老けて見えました。 |
|||||
7) γーGTPが基準値内に戻って感激しました。 | |||||
鬱病で長年多種類の薬を飲んでおられる中年女性が言いました。 その女性は今現在も多種の薬を飲み続け、尚且つ頭痛ければ、又別の病院に行って又薬もらう習慣あり、矢追インパクト療法で頭痛無くなったにもかかわらず、習慣的に頭痛薬服用する患者さんです。 γーGTPとは肝細胞中ミクロソームに含まれる酵素の1つで、 アルコール摂取または胆汁うっ滞(薬剤長期使用を含む)で著しく増加することが知られています。“アルコール依存症”の指標としても用いられています。 この方はアルコールを飲まず、ヘビースモーカー且つ多種薬剤長期使用です。 |
|||||
8) 眼が急に良く見えるようになり、体が温かく、ごとごとと体内で燃えているようです。 | |||||
30年以上糖尿病で、都内超有名病院通院中です。冠動脈バルーンもやりました。 朝・昼・夕・就眠前と4回毎日毎回インシュリン10単位以上、合計50単位以上インシュリン自己注射中です。低血糖昏睡発作で歩行中倒れ同病院に運ばれた既往もあります。左眼緑内障あり且つ白内障で手術しました。右眼も白内障の手術を次いでやりましたが、かえって見え難くなったと言います。 30年以上その病院で医療費として、使われた費用は莫大なものだったでしょう。これからも大変でしょう。 矢追インパクト療法を人から紹介され、痛いけどと言われていたので、恐る恐る来院されました。初診です。いかにも眼の悪そうな、歩き方もやや不安定な、糖尿病特有の体臭のある大柄な70代の男性です。 矢追インパクト療法直前・直後の眼の写真をお見せします。左眼は眼瞼下垂(筋無力症)になりかかっていました。1回で且つ1瞬のうちに見事に眼瞼は挙がりました。2005年7月初旬にやりました。今後が楽しみです。患者さん自身も信じられず、ましてこの写真を見る人には、全く信じられない、別人と差し替えたのではないか?とさえ思われると私は思いますが真実です。眼瞼下垂(筋無力症)とハイパーリンクします。それも又見てください。糖尿病性網膜症にも良く効くと思います。同病で悩まれておられる方は御一考ください。インシュリンを毎日四六時中注射していても、このようなごとごと体が燃焼しているというフィーリングは出ません。 矢追インパクト療法は、直接中性脂肪を燃焼させますから、こういうフィーリングが生じます。又糖尿病のグラフにハイパーリンクしますから、改めてみてください。 |
|||||
|
|||||
9)声がぶれなくなった。 | |||||
70歳代のご婦人は長年声楽を習っておられます。少し猫背なのですが、この療法をやってから先生に貴女は声がぶれなくなりましたねと言われたそうです。本人も自信が付いて大変喜んでいます。さらに続けていたら、より高い声も出るようになったと喜んでいます。 | |||||
10)うつ病又はうつ状態 パーキンソン病 | |||||
糖尿病は糖が燃焼し難くなった状態で、糖が燃焼しないから、それが火付け役となって次に燃え出すべき脂肪が十分燃焼せず、エネルギー枯渇状態或いは不完全燃焼状態で、持久力が無く、疲れやすい状態、老化するスピードが速まる状態ですが、うつ病もエネルギー枯渇状態が根底に起こり、「脳の病気」という面では、セロトニンやアドレナリンの不足が想定されており、脳内に不足している脳内物質(ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなど)の分泌を促進させる薬物治療を行う。これが精神科におけるうつ病治療の主流になっていると言うことですが、こういう微量で足りる物質も満足に生産されない状態だと思います。矢追インパクト療法は糖尿病に抜群の効果を発揮します。それは糖分の燃焼を経ないで、脂肪分を直接燃焼させるからです。体が温かくなります。インシュリンによる糖分の燃焼だけでは起こりえないことが起こります。こうゆう微量脳内物質も産生され易くなります。うつ病は口渇・便秘・眠気などの副作用の多い薬物療法、心理療法(カウンセリング)、電気けいれん療法、経頭蓋磁気刺激療法、その他断眠療法、光療法、運動療法、音楽療法などあるそうです。日本では毎年3万人以上自殺しますが、中高年の多くの自殺される方がうつ病と関係あると言われます。これらの療法より矢追インパクト療法は格段に効くだろうと思います。何かやりたくなる意欲が出くるのです。自殺を思いとどまらせたこともあります。特に頭頂部の百会(ひゃくえ)と言う壷に遣ると、何か鈍器で打たれた様にガンと来て、そこから輪が始まり、拡大し冠のように降りて来て、やがて消えると、ダイヤモンド富士を思い浮かべるような爽やかな気分になり、今日は買い物して帰ろうとか、家に帰ったら料理しようとか、何かしたくなる意欲が出てくると言います。1度経験された方は又所望されます。意欲が出て家の中をピカピカに掃除し、お母さんどうしたの と娘さんに言われた人もいます。パーキンソン病の方も家に帰ったら、すぐ靴下の脱着が出来るようになり、少し良くなりました と連れてきた娘さんが言いました。再来は1人で小さな鞄を持って大田区蒲田より電車に乗り継いでやって来ました。もう1人のパーキンソン病の人は、大学病院神経内科から2時間毎に8回服用するという多くの薬を投与されていますが、それに疑問を持ち、何処からか探し出して矢追インパクト療法を受けに来ましたが、初回後、奥さんが 血色が良くなり、姿勢が良くなった と言ったそうです。また自覚的には腰痛があり、両ハムストリング(大腿後筋)パンパン硬く張っていたのが消えたそうです。2回目やって帰ったら、奥さんに食事の用意をしてあげたそうで、3回目奥さん同伴でやって来られ、奥さんがびっくりしていました。 |
←4.その他の臨床体験のTopに戻る | へバーデン結節・変形→ |