4.その他の臨床体験(3) |
●アトピー性皮膚炎 | ●サーモグラフィー | ●増毛 | ●帯状疱疹 |
●瘢痕組織の消失 | ●局所的治療 | ●タバコ | ●視力 |
●腰痛 | ●身長 | ●急性炎症 | ●鬱病 |
●へバーデン結節・変形 | ●交通事故 | ●小児治療 | ●痔疾 |
●大韓民国での矢追インパクト療法(YIT)、7ヶ月の経験 | ●骨折後の腫脹緩解 | ●リュウマチ | |
●ピアノ | ●頚椎捻挫(鞭打ち症) | ●筋力の回復 | ●斜視 |
■皮膚病 | |||
●顔面の荒れ | ●老人性皮膚掻痒症 | ●掌蹠膿胞症1 | ●扁平疣贅 |
●自家感作性皮膚炎 | ●ラムゼーハント症候群 | ●フットケア | |
■新しい記事:矢追インパクト療法 | |||
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●へバーデン結節・変形 矢追インパクト療法(YIT)を遣っていると、あれ!指の先が曲がっていたのに治ったとか 硬く強張っていたのに楽になった、柔らかくなった という人が出てきたので、注意して診るようにしました。そんなことが起きるなんて考えていなかったので、遣る前の写真はありません。比較できないのは残念ですが、《8年間YITを遣った人》 《5年間遣った人》のそれぞれの現在の写真をお見せします。《平成16年1月末から開始した人》もわずか4ヶ月間ですが、少し強張りがとれて柔らかくなったと喜んでいる人の手もお見せします。 |
症例1 8年間遣った人 |
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指を真直ぐに他動的に戻すと素直に戻せますが、真直ぐさを保つための指先の微妙な靭帯機能は失われてしまっているようです。失われた機能は、失った歯と同じように元に戻りません。爪は指の方向性に沿い真直ぐ伸びました。皮膚も柔らかくきめ細かくなりました。何よりも、病弱な人だったのですが、どっしりとした人になり、健康を取り戻しました。 | |||
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症例2 5年間遣った人 |
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この方も、ものすごく変形していたのですが、次第に柔らかく強張りがとれてきたと喜んでいます。この方は骨粗鬆症による疼痛で、朝《寝床から起きるのにどうしようか》と思うほど時間がかかり、どうしようかと悩んでおられたために、腰にYITを遣り、すぐ起きられるようになって、とても喜んでいます。元気さも回復しました。スカートも座ったまま穿いていたそうですが、立ったまま、さっと穿けるようになりました。 | |||
約1年間 全指DIPに矢追インパクト療法やりました。非常に痛かったんですが我慢強く耐えました。少しDIP関節の弾力性が良くなり少し細くなったと喜んでいます | |||
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症例3 現在行っている人 | |||
▼ YITを行う前 | |||
▼ 4ヶ月経過 | |||
細かい作業で手指を長年酷使されている方です。 この手指の変形も少し改善されますよ と説明したら、YITを遣ってみます と言われ、 挑戦しています。わずか4ヶ月後ですが、見た目にもすらっと指が素直になり、強張りがとれて楽になってきたと喜んでいます。1年間ぐらい経過したらまた比較してみたいと思います。 次第に硬く変形が進み、曲がってしまうはずのものが、このように柔らかくなり、強張りが取れてくると言うことは、元に戻す力が働いているのであり、動脈硬化症等生活習慣病にすごく役立つだろうと示唆されます。もう少し若い方の《変形し始め》は良く治ります。 このような報告は未だ世界中どこにもなく、医師の方々にも理解されず、容易に受入れて貰えませんが、今現在流布している諸々の医療行為とは格段にスケールの違う大きな療法と確信し、呈示しております。 |
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症例4 2週間遣った人 | |||
へバーデン変形を扱っている私のホームページを見て、整形外科で治りませんと言われていて諦めておられた方がやって来ました。わずか2週間の変化ですが、嚢腫をもち、屈曲も目立ったのですが、少し改善してきました。全身的と局所的に2回矢追インパクト療法遣りました。 | |||
▼ 2005/5/20 | |||
▼ 2005/5/27 | |||
▼ 2005/6/3 | |||
あまり来院されなくなり、その後2回しか遣っていませんが徐々に角度が改善しています。9月末の写真です。 |
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▼ 2005/9/27 | |||
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症例5 山脇診療所ホームページ中のへバーデン結節・変形を見て、やって来られた女性患者さんの中で、左III・IV指が一番不便だと言う訴えのため、同指屈曲部皮内に、両上腕皮内以外、インパクト皮内注射を加えました。II・V指には加えませんでした。そしたら今迄力が入らず、困っていた指に力が入るようになり、ゴルフのグリップが良くなり、飛距離が全く変わったと1週間目には喜んでいました。3週間目良く観察すると、左III・IV指屈曲部に弾力性が生じ、圧痛も出てきました。屈曲度もやや戻りました。 |
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矢印4箇所にインパクト皮内注射を加えました。 世界中誰も遣れず、諦められていた結節・変形に、挑戦できそうです。 左右第II DIP関節に痛み戻ってきて、そこにも注射やり始め、左II・III・IV指と右II指の4指にインパクト注射やり始めました。 |
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症例6 | ||||||||||||
50歳台男性 ある弦楽器を弾かれる。整形外科では治らないと言われ、インターネットで矢追インパクト療法を見つけ、来院されました。左手第II・IV指が特に痛く且つ弦に引っかかって困ると言う訴えです。約2ヶ月遣りました。元に戻るはずの無いDIP関節(遠位指節間関節)の屈曲は戻ってきました。弦を引くときの訴えはあい変わらずありますが、デジカメでは各々の指もすっきりやさしく伸びてきました。 | ||||||||||||
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矢追インパクト療法でさらに深く考えてほしいことがあります。 世界中で誰もへバーデン結節を治した報告はありません。治らない且つ徐々に硬化変形が進むと考えられています。しかし指先であり、あまり困らない、我慢できる等ということもあり、関心が削がれ、諦めています。それを元に戻せると言うことは、未だ曲がっていない、曲がる可能性のある指の予防になります。曲がった背中の矯正にも使えます。円背矯正です。屈曲予防にもなります。円背を治したという報告も無いと思います。又 例えばBanting&Best が1921年に発見したインシュリンは糖尿病の治療に画期的な役目を果たし、今日に至っていますが、糖尿病の予防には使えません。あくまでも治療専門です。矢追インパクト療法は糖尿病の治療にも、予防にも、糖側からのアプローチではなく、中性脂肪からのアプローチで役立ちます。体内の中性脂肪を生理的に燃焼させることは、持久運動そのものです。運動の代替になります。寝たきりの人にも可能です。スケールの大きな療法と確信を持っていますが、まだ一般保健医療には諸事情あり、なじめません。 |
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症例7 40歳台女性、家でピアノを教えておられる。指先の痛みがひどく、ちょっとでもぶつけるとか、先端接触とか、かすかな突き指状態になっても、耐え切れないほどの痛みに悩み、整形外科に行ったら、「へバーデン結節で治りません」と言われ、精神的にもひどく落ち込んでいました。当診療所のホームページを見てやって来られました。まだ他覚的には、あまり変形もないように見えますが、本人の悩みはピアノを弾くという仕事でもあり、深刻でした。 |
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▼ 2005/8/22 初診 特に左第III指が悪く、チステ(嚢腫)が出来そうでした。 | |||
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2005/9/2 2回目 1回のインパクト療法で指先端の疼痛過敏な状態が軽減し、「一生直らないのか と思い、落ち込んでいた状態から、精神的に楽になりました」と喜んでいました。 |
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症例8 50歳台女性 整形外科で「へバーデン結節でもう治りません」と言われました。 当診療所のホームページを見て来院されました。肩こりも強く、体中に慢性の湿疹あり、全身的にもやり、両手第5指にも選択的に矢印の如く皮内注射をやりました。 インパクト注射を小指にやったら、小指のみの震えと強直という何かに引っ張られるような、すごい反応が両小指共に起こり、5〜10分続きました。この現象は生理的な牽引力が小指に自然に起こった、インパクト療法が誘い出した。この強力な反応を誘い出す力が、指を直す原動力と思います。 |
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▼ 2005/9/4 初診 | |||
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▼ 2005/9/26 2回インパクト後 角度は未だ変わっていません。 |
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▼ 2007/6/13 1〜2ヶ月に1回やってます。1日中激しくPCを打つ仕事をしていますが、私の教えたストレッチ法で小指が薬指の下に吸い込まれなくなった。そして掌内側に傾いていた小指が内側方向の傾きが改善し、掌側の傾きが主になったと喜んでいます。 |
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症例9 50歳台男性 ピアノを弾かれる。右手第II・III指です。第II指DIP関節には典型的なチステ(嚢腫)が出来ています。でも第III指DIP関節に痛みあり、一番困り、整形外科では「治らない」と断られ、当診療所のホームページを見てやって来ました。今後の経過を追って加えてゆきたいと思います。第III指DIPのみ治療を始めました。 |
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症例10 50台女性 整形外科では治りませんと言われ、当診療所ホームページを見て、遠路新幹線で来院されます。勢い回数は少なくなると思います。左第2指PIP関節はブシャ−ル結節にもなっており、そこにも注射始めました。左III・IV・V指のDIP関節とですから、4箇所やります。 経過を追いたいと思います。 |
▼ 2005/9/3 |
症例11 デパチカ(デパート地下街)で豆腐売りのパート数年やられておる方。 日に何百回と冷たい水の中から豆腐を掬い出します。やや痛い。チステも出来そうです。 ▼ 2005/8/3 |
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痛がり、少し腫れが増しました。痛がり出したということは元来痛くなり腫れた後変形したのですから、痛い時点まで元に戻したということになります。 ▼ 2005/9/7 |
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9回ほどやって中断していて、約1年半後に別な事で来院されましたが、痛みもとれ、良くなりましたと大変喜んでいました。 ▼ 2007/5/8 |
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症例12 ピアノ弾く方 ▼ 2005/11/4 |
1回遣ったら、あ!これなら直りそうだ。と呟いて帰られました。 2回目来られた時は、痛みは治まり、精神的に落ち込んだ状態から回復され、私は元々こうだったんですと言いました。以後来院ありません。 自覚的には問題なくなり、治癒したものと思います。 |
症例13 5年以上腰が痛いとか肩が痛いとかで矢追インパクトを遣っていましたが、指には遣っていませんでした。 これから指に遣っていこうという方。変形はひどいですが曲がりに弾力性があります。今まで他の部分に遣ってきたためと思います。 ▼ 2005/12/01 治療スタート 脳に刺激になっていると感じ、非常に喜びます。 |
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症例14 74歳女性 数十年前から喘息・肥満・様々なアレルギーに悩まされてきた。 約10年前から矢追インパクト療法を遣っています。指には全く遣っていません。 全身状態は改善し、喘息発作も、肥満も解消しました。 指を見ると重度のへバーデン結節だったと思われる痕跡があります。 各DIP関節は曲がってはいますが、弾力性が出てきており、硬くありません。本人は手指の強張りが減ってきていることは全く意識していません。 もう年だからと意欲無く、現在の生活に支障ないから、指には遣ってほしくないそうです。 アレルギー反応が強く、矢追インパクト療法とインフルエンザ予防注射を同時に遣ると他の人では起こりませんが、インフルエンザ注射部位の腕が真っ赤に腫れあがります。 興味のある反応を示します。 |
症例15 60代後半女性 セロハンテープを真直ぐ貼ろうとしても出来ない、スイッチを押そうと思っても、指が曲がっていて命中しない。 ▼ 2005/12/01 治療スタートしました。翌日 手紙を書いていて、今まで思い出せなかった言葉がさくさく出てきて、お父さんより頭が良くなった と喜んでいます。 |
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▼ 2005/12/20 | |||
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▼ 2007/6/18 指への矢追インパクト療法は10回以下で中断し、私が教えた指のストレッチ法を毎日欠かさずやっていて、今迄触って擦りたくとも出来なかった自分の体の部分が触れるようになり、出来ないため、夫に任せていた色々な細かいことが出来るようになったと喜んでいます。 |
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症例16 女性 77歳 2005/12/02 スタート |
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症例17 女性 48歳 2005/12/06 治療スタート |
症例18 女性 64歳 2005/12/06 右第X指のみスタート |
症例19 女性 80歳 2005/12/06 治療スタート 同じ第X指を少し方向変えて撮ってあります。 |
症例20 肩こりがひどく、これをやると楽になるので喜んで8年以上肩、頚部にやっていましたが右第V指にもやり始めました。痛いので少し嫌がります。 2005/12/27
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2007/02/27
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症例21 長年 朝の強張りが1時間以上続いたのですが、1回のYITで解消したそうです。 2006/04/05
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症例22 畳の上で正座し、人に御挨拶する時に醜い変形で困っている。特に右WX指 2006/04/05
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症例23 リュウマチ性関節炎として1年間以上大学病院で内服治療。全々良くならず、当院のホームページ見てやってきました。両母指のMI MC関節に注射し、1週間後両手全体がすっきりした。 |
症例24 2006/3/30 日本海側から来られます。此処と此処が痛いのだと指に20ヶ所以上赤丸と青丸の印しをつけて来られます。 |
症例25 2006/3/29 右第V指が一番気になっていました。1回の注射で少し楽になったそうです。 |
症例26 ブシャール結節が主です。痛そうです。接骨院で4年間氷ずけ、その後マッサージやられたそうです。 通えない時は、家でもそれをやっていた。 |
症例27 2006/03/25 ブシャール結節もあり、DIP変形はだいぶひどい。 |
症例28 2006/03/17 |
症例29 2006/04/08 |
症例30 2006/01/04 以上30例はいずれも整形外科を受診されて、治らない、治療の仕様がないと言われた人たちです。治療法があってよかったと言い喜び安堵される方もありました。 |
症例31 2006/5/11より 数回で中断 |
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症例32 2006/5/22より 1ヶ月に1回くらい継続中 |
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症例33 2006/6/20より 回数は少ない。指に痛み生じると来院する |
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症例34 2006/8/25より 3回くらいで中断 |
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症例35 2006/7/21 中断 |
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症例36 2006/8/25より 3回くらいで中断 |
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症例37 2007/8/25 中断 |
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症例38 2006/8/29 中断 |
症例39 2006/12/06 中断 |
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症例40 2006/12/18 中断 |
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症例41 2007/1/05 中断 |
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症例42 2007/2/01 3回くらいで中断 DIP関節に少し弾力がでたと言います。 |
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症例43 2007/2/05より 1ヶ月1回くらいで継続中 |
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症例44 2007/2/19 中断 |
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症例45 2007/2/26 3回くらいで中断 |
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症例46 2007/2/27 中断 |
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症例47 2007/3/13 たまに来院 |
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症例48 2007/4/14 2週間間隔で継続中 |
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症例49 2007/5/19 中断 |
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症例50 2007/5/30 1ヶ月に1回ぐらいで継続中 |
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症例51 2007/6/20より 1ヶ月に1回程度継続中 体が丈夫になってきたと喜んでいる。 |
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症例52 2007/6/22より 3週間に1回程度継続中 体力が付き夫勝りになったと言う。 |
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症例53 2007/6/28より 中断 |
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症例54 2007/7/25より 1ヶ月に1回程度継続中 指のストレッチ教えたら色々指の状態が改善してきたと気に入ったようです。 |
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症例55 2007/8/03より 1ヶ月に1回程度 |
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症例56 2007/8/04より |
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症例57 2007/8/08 指が痛くて1回のみ |
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症例58 2007/9/27より |
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症例59 2007/10/20より |
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参考 南山堂 医学大辞典 18th Edition p1910より
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整形外科クルズス 改定第2版 津山直一 監修 P497より
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参考:太鼓の撥指
手指末端がばち状肥大を呈し、組織学的に骨膜炎と軟部組織の肥厚を示す指 year note 2006 15th edition c-8 より |
参考:脳表面に占める指の運動及び感覚領域
医学部に入ると解剖学のあたりでこの図を見せられます。 へバーデン結節の治療では、指末節関節に皮内注射という痛い刺激を与えますから、患者さんは体がポッポしてきた、頭が熱くなってきたと言います。脳表面指支配領域は広範でそこを刺激しますから、次の日頭が良くなったと喜びます。 |
●交通事故 矢追インパクト療法(YIT)は交通事故直後の鞭打ち症等鬱状態の改善 長引く不定愁訴に役立ちます。毎日毎日通院する必要の無い、斬新な目覚しい治療法と思います。交通事故で長引き、症状固定のため諦めておられながらも、色々な愁訴にお悩みの方々には是非お試しいただきたいと思います。 数症例を示します。 |
症例1 80歳台女性 東名高速道路を約140km/hで運転中 避け難い睡魔に襲われ、約90km/hで走行中の大型トラックに追突しました。ドアが開かなくなりレスキュー隊がドアをこじ開け横浜の病院に運ばれCT(コンプューテッド トモグラフィー)を撮られて治療はなく帰宅しました。我慢と忍耐の強い古風な方で、お孫さんや家族に心配掛けまいと知らせず、1日中家でじっと我慢していましたが、我慢しきれなくなり、翌日近所にある当院を訪れました。強い胸の痛みで浅い苦しそうな呼吸しか出来ていない、首が痛く 肩こり強く、シートベルトで強く圧迫され、震盪された体幹部はどこを押しても強い圧痛を訴え、如何にも苦悶状でした。額はダッシュボードに強く打っています。この窮状を最も早く直ちにその場で救えるのは 矢追インパクト療法 だと直感し、行いました。患者さんは何かから開放された如く、ワーと背筋を伸ばし 肩こり 首の痛み が取れ 深い呼吸が出来るようになり、楽になった と笑みを浮かべました。後の参考にする為採血しましたが、cpk(creatine phosphokinase)値は1000近く迄高値を示し、AST(GOT) ALT(GPT) も正常値を超えていました。つまり筋肉は壊れ 肝臓も激しい震盪にあって肝細胞の破壊が増加した事になります。多分胸骨(軟骨)の骨折 胸肋関節 胸鎖関節等の脱臼に近い動揺もあったと思います。この患者はその後3回の矢追インパクト療法で治癒しました。血液検査値も全く元に戻りました。いっさいの服用薬 点滴 理学(物理)療法も行っていません。医療経済上も大変経済的だと思います。 |
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症例2 長期間続く不定愁訴の多い鞭打ち症 何例か直しました。これらの方々はだいたい共通に両肩が内側に入り猫背状の鬱状態を呈していました。その姿勢がYITにより矯正されました。鬱状態から開放されました。 |
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症例3 50代男性 第三京浜で走行車線を約100km/hで乗用車(プレーリー)運転走行中 追い越し車線から突然割り込みあり、避ける為に左にハンドルを切ったところ、路壁の綱にバウンドし180度回転し元の走行車線上 逆向きに停止した。幸い正面衝突は免れた。病院数箇所訪れ、検査では何とも無いといわれているが、何もやる気が出なく調子が悪い。困り果てて1週間後当院を訪れました。呆然とし何も遣る気なく 体を急激に振られた 鞭打ち症を含む体幹部震盪症 上乗せの鬱状態を呈していました。この方も 矢追インパクト療法 2回で、元のようにテニスを活発に出来るようになりました。 この方は出身高校の同級生に医者がいるので、是非この療法をその先生に教えてほしいと言いました。その先生は私のところに習いに来られました。八王子で開業する札幌医大出身の元心臓外科医 田中二仁先生(http://www6.ocn.ne.jp/~seijudoh/)です。 現在 この先生は 肺癌とか胃癌とか乳癌とか様々な癌を有し、手術をしたくない担癌状態のままの患者さんに 矢追インパクト療法 で相当の効果をあげておられます。予約FAXに応じ切れないそうです。 O−ringをなさる先生ですが、良い治療法が手に入り、強力な助っ人になると言っていました。尚 私はO−ringについては全く素人で遣っていません。 |
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症例4 50代女性 平成15年4月頃 歩行中左横から来た乗用車に跳ねられ某病院で入院治療しました。他の部分は治ったのでしょうが、10月末に困り果てたような訴えで来院されました。左小指の痺れ 左頚部の攣れ 肩こり 痛み 強打部(左前腕肘下外後側部)の出血後長期間経過した色素沈着と硬化(皮膚と皮下脂肪の崩れと末梢神経の絞扼を含む癒着拘縮により、触って皮膚を動かしても弾力性 移動性が無い 表面上凹)を訴えます。状況から考えても、左前腕肘下外後側部 多分一番最初にバンパーで強打受傷したところです。症状固定のまま諦めていたのでしょう。 日本在住ですが、出身が韓国の為か寡黙で沈んでいて訴えが余りはっきりしません。元は陽気な人だったと付添いの人は言いました。鬱状態です。受傷部の周りに 矢追インパクト療法 を数回遣りました。色素沈着が軽くなり、皮膚の弾力が戻り柔かくなって来ました。患者さんは喜んでいました。そこで途中12月中旬写真を撮りました。平成16年3月末治癒時の写真も撮りました。左小指の痺れ左頚部の攣れ 肩こり 痛み等軽減し、喜んでいました。鬱状態も次第に改善してきました。 こんなに変化するとは私も予想していませんでしたので、10月初診時の写真は撮っていません。途中の写真と最近の写真ですが、2つ並べました。比較してみてください。 (シールを貼った部分は皮内注射をした所です。)皮膚の落ち込み(凹)は有りますが、全体にみずみずしく弾力が出てきたように思います。 |
平成15年12月 | 平成16年3月 | ||
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●小児治療 |
[まえおき] |
私は小児に対し矢追インパクト療法(YIT)の経験ありません。何故かと言うと、少々痛いのと、元に戻す療法 即ち 若返りを起こす療法 と考えていますので、小児を若返らせては?という疑問があるからです。 内科・小児科を開業されている西田正文先生がすばらしい3例の臨床症例を第12回YIT学会(於高崎2004/4/11)で御発表くださいました。ここに御承諾を得まして掲載させていただきます。 |
[特別演題] |
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[F1] |
【A 症例1】 アトピー性皮膚炎の3歳男児、平成12年(2000年)9月13日生まれ。 1歳9ヶ月で来院。顔面、頚部、肘、膝関節屈曲部に著明なアトピー性皮膚炎が認められ、全身の掻痒感を訴えていた。近くの小児科でアンダーム軟膏(ブフェキサマク、非ステロイド系抗炎症剤)が処方されたが効果はなかった。身長79.5cm、体重10kgの平均的な男児である。 白血球9100、好中球22%、リンパ球73%とアレルギー体質を示しているが、IgERAST(スギ、ヒノキ、ハウスダスト、ダニ)は陰性であった。YIT(スギ花粉1000万倍、カンジダ1000億倍、ハウスダスト1000万倍、バスパート様物質100倍をそれぞれ0.01ml)を開始した。同時に薬剤としてラックB0.8g、ビオチン(ビタミンH)0.4g、アイピーディDS1.1g、マレイン酸0.1gを処方した。外用剤はニトロイミダゾールを主成分とする軟膏(プロピオン酸クロベタゾール含有、基準量の10分の1)を使用した。 YITは週1回の間隔とした。YIT7回目で皮膚症状はほぼ消失したため、内服処方は中止した。YITは継続し、開始以来今日まで1年9ヶ月が経過している。外用剤はこの間4回(1回量20g)処方したのみである。 この間アトピー性皮膚疾患は全く再燃していない。このことのみならず、この男児はこの間一切の臨床症状を示したことがない。落ち着きのある利発な幼児であることを見込んで、漢字を覚えさせることを母親に提案した。次々に覚え始め、おもしろくて仕方がない状況である。食欲も旺盛で早寝早起きであり、母親は育児を楽しんでいる。 |
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【B 症例2】 先天性心奇形(両大血管右室起始、心室中隔欠損、肺動脈弁狭窄)の3歳女児。平成13年(2001年)3月22日生まれ。 2歳で初診した。心奇形のハンディキャップのため気管支炎、気管支肺炎を頻発し、入退院を繰り返していた。初診時身長78.2cm、体重9.2kgと標準(84cm、11kg)よりはるかに小さく、診察時、神経質で泣くことしか表現するすべを知らない状態であった。母親も子供と前後しながら呼吸器感染を繰り返し、母子ともに病気の中で暮らしている有様で、育児を楽しむ余裕など全くなかった。来院した時点で、「第2回目の手術が9ヵ月後」と決定していたが、「手術のストレスに耐えるためにもYITが必要である」と判断した。 YIT(Aと同じ処方)を10回終了後、急に言葉がはっきりしてきた。発熱はするものの、薬剤の投与を必要としなくなった。第2回目の手術前にYITは20回に達した。手術(単心室化術)は無事終了した。驚くことに術後4日目に歩行し始め、同じ時期に手術を受けた幼児の中でこの女児のみ体重が増加し、他の幼児の中で際だった回復ぶりを見せた。 その後も週1回のペースでYITを行っているが、手術の成果と相まって心身の成長が著しく、見違えるような幼児になった。身長86.3p、体重13.2sと標準を越えている。元気溌剌となり語彙も格段に豊かになった。第3回目の手術も時期を見て予定されている。現在この女児には、高血圧性心不全の処方がなされている。レニベース(2.5r×2)、ジゴシン散0.1%、ラシックス細粒4%(×2)、アルダクトンA細粒10%(×2)、バファリン81rである。 今後もYITを継続して経過を見ていくが、どのような少女に変貌してくれるか興味は尽きない。母親も健康を回復し、育児を楽しんでいることは言うまでもない。 |
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【C 症例3】 アトピー性皮膚炎、高体温体質の1歳男児、平成15年(2003年)3月14日生まれ。 生後9ヶ月で来院した。生後1ヶ月の頃よりアトピー性皮膚炎が出現し、全身におよび、体温は常時37℃を超えていた。近くの小児科で「体温調節機能が低いため」と説明だけを受けた。当時母親はアトピー性皮膚炎と“高体温体質”の患児を抱え、さらに夫のリストラ失職中という不幸の中に置かれていて、母子ともにやつれていた。特に男児の、表情に乏しく活力のない顔貌は痛々しかった。身長70.2p、体重7.7s、カウプ指数15.66と身体発育は平均的である。 YIT(Aと同じ処方)を開始し、ラックB0.6g、ビオチン0.3g、マレイン酸0.1gを処方し、外用剤(Aと同じ)も使用した。YITを5回終了した時点で、アトピー性皮膚炎はほぼ消失したため、上記薬剤の処方は終了とした。 YITは週1回ずつしているが、現在計15回が終了していて、すでにアトピー性皮膚炎は「完治」したと思えるほど消失し、色白の元気の良い男児の表情へ変化している。体温は36℃台を記録することもできていて、明らかに高体温体質を脱出しつつある。 母親の表情も明るくなり、育児の不安を一掃して、自信を取り戻している。 |
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【結語】 A〜Cの3症例は、いずれも1〜3歳児に行ったYITである。3歳までの幼児における心身の成長は、他の時期とは異なり、「“人間”を形成していく大変重要な成長過程」である。 多くの児童を観察していると、明らかに「この時期の育児に失敗している」、としか思えない例に出会うことが、近年多くなっている。特に2〜3歳児にして、すでに「親の手に負えない“利己的行為”を示す幼児」がいる。親はすでに「子供の機嫌を伺うだけの存在」となりさがり、主導権を完全に子供に握られている場合もある。これらの場合は、私が思うには、「1〜3歳時期の育児の失敗」としか言いようがない。 臨床医は「患児の疾患に対応すること」は当然であるが、「母親に育児の自信を与えること」も今日課せられているのではないだろうか。そのためには、治療を通して患児の心身が成長していく転機をとらえることが求められる。現在の“大学病院型治療”はマニュアル化され、患児の心に手が届くとは到底考えられない。 YITは幸い、自律神経へ働きかける療法でもある。1〜3歳の幼児は、「心が素直な状態」にあるだけに、自律神経のバランスを調整しやすい。YITは、幼児が本来有している根源的な生命力を喚起する力を持っているのではないか。 今回のA〜Cの3症例に共通していることは、疾患の違いこそあるものの、「幼児の心が(YITで)育っていること」を母親が鋭く感じ、悦びとしていることである。疾患からの解放だけではない。そのためにはYITを実施する際、母親に約束させていることがある。現在の幼児たちは一般に、食物をはじめとして、あまりにも物が与えられ過ぎている。 |
その約束とは、次の4つである。 (1)ひもじさを体感させること、 (2)冷暖房を効かせすぎないこと、 (3)挨拶をしっかりとさせること、 (4)利己的甘えを許さないこと。 そして母親はYITを通じて、幼児の心身の成長に優しく立ち会うこととなる。 |
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[コメント] |
成人・老年者にYITを遣っていて気付く事は 何かの手術を受けた術後の経過が非常に良く、皮膚ケロイドの治療 予防にも 開腹後の癒着障害予防 治療にも、骨折整復後の経過も、拘縮麻痺した関節の他動的可動域開大訓練にも(麻痺は中々回復しませんが)効果的であるのは私も経験しています。今回 あの人類の起源をさかのぼって御研究の グレートジャーニー探検家・医師 関野 吉晴先生がネパールの山奥の村に 矢追インパクト療法(YIT) を持ち込み、小児に対し驚くべき効果を挙げておられます。小児における西田先生のこれらの経過はうなずけます。 |
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●大韓民国での矢追インパクト療法(YIT)、7ヶ月の経験 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[はじめに] 第13回矢追インパクト療法学会(05/4/10於岡山シティホテル)で、素晴しい御講演を韓国の小児科医 徐 延瑞先生が御発表くださいました。ここに先生の御許可を得て掲載させていただきます。先生も短期間の経験ながら、この効果に驚き、頭が痛くなった、今迄20年以上のアレルギーの勉強と研究は何だったのだと悩んで言います。先生のそばで日本語に訳しておられた方もそんなこと本当か、と驚いて訳すのに躊躇したそうです。この日本語訳はたどたどしくもあり、愛嬌もあります。 スルゥ− チュンスルゥ− 徐 延 瑞 大韓民国(慶尚南道・普州市)普州小児科院長 最近私はとても新しく素晴らしい医療方法を教えてもらいました。それは皆様が分かるようにYITです。YITは神妙な力があって多く病気に効果がありました。 私は約7ヶ月前にYITを開始しましたが、最近経験した、神経系統の病気に関するYITの効果について話します。治療方法は、YITを週1回から2回ずつ施行したものです。 【症例T】:2002年8月10日生、男児。 当院に初診した日は、脳性麻痺で、両足首が伸びた状態(尖足)。母親の話によると、原因は出生損傷で、生後だんだん少しずつ変化して、両足先が挙がらないような状態になったとのことである。
【症例2】:2003年3月22日生、男児 当院に初診したときは、行きたいところまで腹で這いつくばっていたし、壁に寄りかかって座っていた。腹で這いつくばる時には、左手と右手がこわばりのために使うことが出来なかった。「う〜う〜」という声だけ出していた。
【症例3】:2004年3月9日生、女児 “てんかんEpilepsy”と“脳性麻痺Cerebral Palsy”の治療のために当院に来た。生まれて3日目から痙攣が始まった。来院当初、リボトリル、サボリル、オロピルのような抗痙攣剤を3種類飲んでいた。このような抗痙攣剤を飲んでも、1ヶ月に7日間ぐらい、ずっと持続的に痙攣をしていた。そしてご存知のように、痙攣している時は、寝ることもできなかった。
【症例4】:1992年1月13日生、男児 この生徒は先天性心臓病があって、心臓手術を4回もした。しかし手術中に生じた血栓が脳の血管に詰って、右手に障害を受けた。朝起きる時には、右手が胸のあたりにまで挙上している。学校に行って勉強をしたりして神経を使えば、さらに右手が無意識のうちに頭の上にまで上がってしまうので、とても日常生活が不便だった。
大韓民国慶尚南道普州市出身。 1979年2月に、釜山大学校醫科大学を卒業後、同大学病院で3年間ずつインターンとレジデンスを経験。1983年4月に小児科専門醫。1994年9月に慶尚大学校醫科大学(醫学)博士となり、1986年6月より普州小児科を開業し院長として現在に至る。心身障害児施設の医療にも関与。 趣味は、西洋絵画。 (YITは、「特効!アトピーに克つ健康食品厳選12+1完全ガイド」山田義帰、監修:現代書林刊を読んで知り、2004年6月末に矢追博美先生に手紙を出し、7月29日〜31日と矢追インパクトクリニック東京と矢追医院で見学・研修後8月末から実地してきた。) [コメント] 片方の足は尖足、もう片方は反張足で将来とても歩行は不可能だろうと予想されるような小児が、この療法で歩行可能となりました。と徐 延瑞先生はびっくりされていました。昨年、今年とネパールのドルポ村ナムド診療所(粗末なテントと待合室は全く吹き曝しの外)でグレートジャーニーの関野吉晴先生もYITを持ち込み、同じことをスライドを使用し、御発表くださいました。私もびっくりしました。関野吉晴先生は何とか木造の診療所を建てたいと、浄財を募っておられます。 グレートジャーニー連絡事務所 TEL:03-3359-0609 FAX:03-3353-7153 |
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●骨折後の腫脹緩解 骨折後の長引く「赤い腫れ」でお困りの方に「矢追インパクト療法」は良く効き、腫脹緩解を齎します。 腫れによる圧迫障害・機能障害(曲がらない 歩けない 握れない等)神経障害(痺れ等)に役立ちます。 骨癒合の促進にももってこいと思います。 この事はリハビリテーションにも、優れて応用できます。 1例を示します。 左第III第IV中足骨骨折後約50日経っていて、腫れの引かないお困りの例でした。 信じ切れない患者さんをやっと説得して矢追インパクト療法を1回遣らせて頂いた直前直後の写真です。各足趾間を見てください。空きました。 患者さんは足趾が自由になったと表現しました。 |
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●ピアノ ピアノを弾く方に 指 先端の過敏性(風が吹いても痛い。ごく軽い、触る程度の突き指状態でも飛び上がるくらい痛い。)指先に力が入らなくなったという訴え等、DIP関節の酷使・変形で、整形外科に行って訴えても、へバーデン結節で治りませんと言われ、絶望的になっておられる方に、この療法はかなり有効で、精神的にも救われ、変形そのものの治療には長期間を必要としますが、上記のような症状はわずか1〜2回で解消します。 びっくりするくらい患者さんは喜びます。体力的にも「私はもともとこだった」という自信を持ちます。中には「この療法で直ったのではない。自分自身の力で元に戻ったのだ。こんな療法で回復したのではない。どんな治療もこんなに早く治せるはずはない。」と判断する方もいます。来院回数は全く減ります。ピアノだけでなく、弦楽器を奏でる方、細かな仕事とか冷たい仕事を長時間毎日毎日しておられる方、指先のせいで、ゴルフのグリップに力が入らない方、デパチカで豆腐屋さんのパートタイマーを遣っており、日に何百回も冷たい水の中に手を入れなければならず、痛くて困っておられる方も来られます。 ピアノを弾き、指先の不具合に悩んでおられる方には朗報です。 |
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●頚椎捻挫(鞭打ち症) 交通事故によるこの疾患は整形外科通院でも毎日毎日 頚部牽引 極超短波 ホットパック マッサージ 針治療等継続し、6ヶ月〜1年以上と長期間必要とし、尚且つ完全には自覚的愁訴がとれず、不満を抱えている患者さんは多いです。 中には硬膜が破れていて、髄液が漏れ出ている部分を、自分の血液を取って置いてパッチすることも遣られています。 これらの患者さんに矢追インパクト療法は効果的です。この療法は姿勢を正します。亀が脅された時、首をすくめて目だけキョロキョロさせている状態を思い浮かべてください。その時首は動かせません。無理に動かせば周囲の首・肩等が痛くてだめです。亀には首の収納施設がありますが、人間にはありません。前に首をこごめ肩関節も前に移動収納し、怒られたときのような鬱状態となり、実際鬱になります。 首がスーと伸びていれば、運動はどちらを向こうが、回転屈曲させようが自由です。この首がすくまった状態が頚椎捻挫の大半の症状を訴える元です。矢追インパクト療法は首のすくまった状態からスーと伸びた状態に回復させます。新鮮例では、直ちに回復する場合が多いです。直前直後で身長を計測します。幾らか伸びる人、リラックスして幾らか減る人、変わらない人いずれもいます。この療法は筋力を回復させるのです。筋無力或いは筋弱力を直ちに回復させます。 頚部牽引等ではそんな効果は出ません。牽引しているのだから、直前直後の身長の変化を測定すべきだと思いますが、ドクターも患者さんも全然そんなことを考えていません。変化するはずないと考えておられ、効果のない療法をだらだら継続していることになります。 矢追インパクト療法は患者さんが喜びますし、精神的落ち込みや鬱状態から回復します。保険会社にも直前直後又は治療前治療終了後の写真を並べて見せれば納得します。医師もうるさい健康保険に囚われることなく、自由に診療できます。出来ればこういう療法こそ保険診療に取り入れてほしいと要望します。 |
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●筋力の回復 【右上腕筋の回復】 2006年4月2日初診 頚部に縦に手術痕あり 右上腕筋の萎縮で前腕を持ち上げる力は全くなく右上肢は垂れていた。前腕筋の萎縮はなかった。 |
2006年6月20日 右前腕を直角近くまで持ち上げられるようになった。 |
2006年12月29日 右上腕筋だいぶ回復 |
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●斜視 【斜視】 ●症例1 糖尿病あり。幾ら黒目を左に向けようとしてもこれしか行かない。道路中央の白線が2重に見えて、車の運転が危なくて出来ない。急になった左外眼筋麻痺、眼科でも脳外科でも検査は大いにやるが、直せない。 |
矢追インパクト療法を2〜3回後には全く矯正された。 |
●症例2 昔からの斜視。何時頃からなったのか本人も知らない。 |
矢追インパクト療法2〜3回で次第に矯正された。 眼瞼下垂も矯正された。 |
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●痔疾 50歳前後の腰痛の人の腰部にこの療法をやっていました。1ヶ月に一回くらいの間隔で1年ぐらい続いた頃、それまではそのことを全然私には言わなかったのですが、肛門周囲に4つも出口を持つ痔瘻が治ってきたと言いました。15年以上の長年わずらい肛門科の医師からは何度も手術を勧められていたそうですが、手術をすると肛門括約筋の機能が失われ便の失禁状態になったりするので躊躇していました。新たに肛門にイボが出来て診てくださいと来院されたのですが、肛門部を見ると治った痔瘻の痕跡が4つ見え、新たに近日中に出来た外痔核がありました。何時もの様に腰部と加えて肛門近傍にインパクト注射をやったらそれもすぐ収まったようです。この療法は糖尿病に良く効き、下がった眼瞼を揚げ、丸くなった背中を矯正します。筋肉を丈夫にしているからです。肛門括約筋も丈夫になり、炎症も収めますから、それで治るんだと思いますが、症例が少ないですからなんとも言えませんが、腰痛の治療と痔瘻の治療が同時いっぺんに行えます。痔疾を治せるということは、未だ痔になっていない方の予防にもなっていると思います。痔瘻で困っている方にお勧めです。お産の後の骨盤底筋の緩みによる尿漏れにもやっています。 |
参考: 最新医学大辞典 第2版 p823 医歯薬出版(株) |
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●関節リュウマチ 慢性関節リュウマチで長年多種類の副作用多い薬剤を服用されている方にご参考まで 症例1:70歳男性 60歳で会社を定年退職し2〜3年ブランク後タクシー運転士として某タクシー会社に入社、その時の会社健康診断で健康度ワーストランクのEだった。慢性関節リュウマチで両肘は約30度屈曲拘縮し、頚椎にもリュウマチ性の変形疼痛を訴え、IgA腎症もあり、時に多量の血尿に見舞われた。某有名大学のリュウマチセンターで多量の薬を処方されたが、「先生私こんな薬飲みません」と拒否して来た。それから人に進められて私の診療所で矢追インパクト療法を1ヶ月に1回程度続けている。体調はよくなり血色も良くなり、拘縮した関節はそのままだが痛みがとれ、首の痛みもなくなり、排尿時多量の血尿ということも起こらなく、元気に夜のタクシー運転勤務をやっている。この2〜3年会社の健康診断でランクはベストランクのAとなっている。その後70歳で会社を退職後、市で行われる健康診査でリウマチなど無かったのではないかと言われたそうです。 症例3:62歳女性 両膝関節と両手UVX手のMP関節リュウマチ 未だ病歴は浅い方でアトピー性皮膚炎を首に持ち、このアトピーに悩んで数年皮膚科の梯子をしていましたが、矢追インパクト療法で膝の痛みはとれ、両手のMP関節のみにやっていますが、何時しか首のアトピーが消えました。本人はびっくりしています。 症例4:61歳女性 わざわざ前橋からやって来られる方 両手ⅡⅢⅤ手のMP関節リュウマチ 当該部位に注射していますが、この方は前橋でリウマトレックスとかメソトレキセイトとかの現在ある最高の保険診療を十分に受けながら、それに疑いを持ち矢追インパクト療法を受けに来ています。初診時と比べて6ヶ月後のX−Pでは脱臼はまだ治っていませんが、少しずつ骨が出来てきているように思います。
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