症例紹介
2.老化性円背矯正

老化性円背に対する治療法は現在世界中何処にもない(No Touch)と言われる。
あるアトピー性皮膚炎のご老人をY.I.Tにて治療していると、眼瞼挙上次第に起こり、偏頭痛・狭心痛も訴えなくなり、腹部愁訴も訴えなくなった。横から写真を撮って以前の写真と比較してみると円背が改善している。そこで3年以上前から保存してある毎年誕生月検診時の胸部大角X−Pを連続的に比較してみた。肺野の縦径が確かに増加している。
 別のご老人で杖をつき歩行困難を有し、頭部を持ち上げる筋力なくなり、胸苦しさ、胸痛、呼吸困難、歩行困難、偏頭痛を訴えて来院された87歳女性に行った。胸部X−Pを撮ると首が上がらないので、鎖骨も撮れない。縦隔洞が上下に圧縮されている。Y.I.T直後に目線が少し上がり、血色も良くなった。4回目の来院時{35日後}X−Pはみごとに頚椎迄写り、縦隔洞もすっきり圧縮とれた。2年以上続けておられる方のX−Pとそれ以前のものを比較してみると、確かに胸郭縦径は増加し横径は同じか減少している。毎年の誕生月検診胸部大角X−Pの蓄積により、この現象を証明できる。

写真1:療法前

矢追インパクト療法前

写真2:療法後

矢追インパクト療法後

上記の写真はインパクト療法直前と直後の写真です。(何時間も何日も経ってからのものではありません。)
以下は "円背"又はその下の"曲がった腰"等[脊椎後弯症]の直って行く御老人の横からの写真を時経的に6例掲載しました。若い人2例はインパクト療法一回のみで矯正されました。
こういう生命現象(上記の眼瞼下垂・顎下垂を含む)は、今まで世界中で誰も行なわず、考えられていなかった。EBM(Evidence based Medicine)ではなくPBM(Practice Based Medicine)です。従って世界最初の掲載例です。世界に誇れると思います。


写真1
80歳女性 立位身長測定困難


2002年2月28日
1回目YIT直前直後




同6月19日
14回目YIT後座位と立位

「入浴時 腰にあった尖りがなくなり、 タオルが引っ掛らなくなった」と言う。


同12月11日
座位と立位



写真2
84才女性 2002年5月30日 円背
コルセットが腹に食い込んで来て食べられない


1回目背中にYIT
直前直後 座位




3回目 6月20日
座位と立位



写真3
77歳女性
頭髪も増え、染めるのを辞めた。


2001年3月16日
1回目YIT 直前直後




同五月



同夏



同冬



次年5月

写真4
76歳 男性
立位身長測定不可


2001年2月17日
1回目YIT 直前直後
(参考:若い時身長170cm)




同五月



同夏
身長157.1cm




同冬
身長160.0cm


写真5
76歳女性 2001年4月14日 矢追インパクト療法
開始 直前・直後→同11月14日152.6cm
最初コルセット着用 立位身長測定困難 直後152.0cm
2002年5月25日 YIT直前150.7cm→直後152.3cm
若い時の身長は162cm








写真6
79歳女性 72歳の頃 腰部脊柱管狭窄症で手術されており、歩行時はひどく屈曲していた。
02/5/2インパクト前身長147.8cm後148.0cm
02/7/6インパクト後150.0cm(若い時153cm)








写真7
30代女性 愁訴多い
YIT 1回のみ
インパクト直前

インパクト直後

写真8
30代女性  不定愁訴多い

インパクト直前

インパクト直前

インパクト直後

インパクト直後


写真9
円背矯正
余り背中が曲がっているので、治してあげます。
明日再度お出でください と言ったら、来院されたので直しました。
ただ背中に数個皮内注射しただけです。
多分 世界中の誰も、患者さん自身も、こういう円背を直せるとも元に戻せるとも考えていないし、治らないものと思っています。
矢追インパクト療法は「筋無力症或いは老化性筋弱力からの開放」が可能と思います。
直前
インパクト直前
直後
インパクト直後
インパクト直前 インパクト直後


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