1.或僧侶
4年前或僧侶が受診した。当院は屋外階段を登って来なければ受診できず、摺足の患者さんは上がっては来られません。この方も何回か上がって来ようとしましたが、諦めて引き返したとのことですが、数日後やっと困りに困って上って受診に来ました。診察室を覘くなり、そこから広がる庭を眺めて、ああ!と感嘆し、貴方はこんな極楽浄土のような処で診療しているのか!!と言うのです。おそらく我が診療室から見える庭は小さいけれど日本一或いは世界一です。そのお坊さんには、初診ですが、歩行状態を見て、何も聞かず、診察ベッドに腹ばいに寝かせ、頚部から腰まで矢追インパクト療法をやって上げました。起きてみてください。そして足を上げてみてくださいと言いました。すると足は上げられるようになり、臍から下が痺れているのが分かったと言って、すたすたと帰って行きました。それから1日約7.5km明治神宮とかこの近辺を歩きました。このお坊さんは比叡山の中を百日修行3回やったこともある阿闍梨です。寄る年波には勝てず、摺足歩行となり、関西では大学病院でも大きな複数の有名病院でも受診しましたが、なんだかわからないと言われて、ただ寝かされていただけだったそうです。吸い壷という治療段を自分で持っていて使いこなしていたんですが効き目はなかったようです。不満で「東京で診てもらう」と言って出てきたみたいですが、偶々偶然私の診療所がすぐ近くに有り、手始めに寄ったんです。このお坊さんが、歩けるようになってから、難しいことを言うもんだから、あの日本で一番有名な大学病院に紹介しました。そこを受診したら、どう云う訳か、精神科に回され、精神科の先生が認知症の薬を処方したそうです。そうしたらそのお坊さんは、先生と私とどちらが頭が良いか比べてみましょうと言って精神科の先生2人負かしてきたそうです。 |
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2.マスク
新型インフルエンザ等の予防のためにマスクは大流行ですが、バクテリアを99.0 %通さない、99.99%通さないマスク、N95外科手術用マスク等ありますが、マスクに対する真の効用を考えての説明をしてくれる人は中々見当たりません。そこで私が私なりのマスクの効用を説明します。マスク着用は口・鼻の周りに湿気のバリヤーを作ってくれることが本来の使命だと思います。飛沫感染にしても空気感染にしても、このバリヤーで飛んでくるパーテクル(particle)が水蒸気の分子と衝突し、そのエネルギーを随分削がれてしまう。したがって侵入しがたくなり感染予防になるのだと思います。我々の衣類の役目は皮膚との間に保温された空気のバリヤーを作り、外界との間を遮断しているのと同じことです。又世の中は雨が降り、湿気が多くなるとインフルエンザ、花粉症共1時凪ぎます。同じ現象です。従ってマスクのみが余り厳格で呼吸も苦しいのは意味がないのではないかと思います。 |
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3.体を温める
先日新宿紀伊国屋の店先で売っていた70万部突破テレビ・ラジオでも話題集中、薬は一切使わない「体を温めると病気が必ず治る」石原結實著を買ってきて読みました。主に体を温めるのに生姜を使用する方法です。早い人は1週間で効果が現れます、と標榜しています。矢追インパクト療法は皮内注射療法ですが、体を温める効果は抜群で、注射前・注射直後で顔色・血色が変わります。寒い冬など注射をやっている最中から吐く息が温かくなってきたと気づく人もいます。温かくなるということは筋肉が燃えて働き出すということですから、筋肉中の脂肪酸が燃えるのです。インシュリンを打って糖分を燃やしても、体が温かく感じるほどにはなりません。脂肪分が燃えると温かく感じ、行動が長続きします。生きているということは脂肪分の持続的燃焼です。運動しているのと一緒です。従って痛みなどには即効です。骨には無理な迷惑や負担をかけなくなります。全く運動など出来ない寝たきりの人にも運動の代替になります。弱った腸の蠕動運動が回復してくるのを他から観察していても分ります。整形外科の学会では「骨の日」をわざわざ設けて骨に重点を置いて国民を啓蒙していますが、何か一方的な気がします。筋肉を鍛えると骨も丈夫になるというのが本来だと思います。「体を温めると病気か必ず治る」石原結實著を出汁に使って悪いですが、矢追インパクト療法はそのぐらい力あります。この書にも色々な疾患に効くと書いてありますが、矢追インパクト療法が色々な疾患に効くのはこの体を温める作用が抜群だからです。アメリカ的な分析的市場原理的医療とは全く反対の生命全体の力を底上げする医療です。 |
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4.今取り組んでいる病気
● 円形脱毛症からステロイド内服治療を10年近くしていたら、段々別の脱毛部と癒合し、ついには頭だけではなく全身脱毛症になって困り果て矢追インパクト療法を受けに来た青年がいます。もうすぐ2ヶ月になりますが、まだ皮膚には何の反応もありません。でもこの方は少し朗らかになり、せっせと通院されています。何よりも早く鬱状態から回復してきたようです。 |
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● 中央の白線が2本に見え左目を閉じて運転していたタクシードライバーが、余りに危険なので、眼科医を受診し、外眼筋麻痺と診断され、その後脳外科に行ってやはり同じ診断されました。ステロイド服用すると少し良くなるだろうと言われましたが、太っていて長期間糖尿病があり、使えないので、ビタミンB12とビタミンEを処方されていて何も積極的な治療はないのです。困り果て矢追インパクト療法を受けに来ました。
1回目で下がっていた左眼瞼( 眼瞼下垂)が挙がり、左側への瞳孔の移動も少し改善しました。今4回目ですが、殆んどそん色無くなりました。運転免許所の目の検査でも3本の線が薄っすら4本に見える程度で、異常ないと書かれたそうです。2ヶ月間休職し、鬱状態になっていたのが、白線のダブリは無くなって、3月末からタクシードライバ−の仕事を再開しました。 |
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● 長年左下顎が絶え間なく自動的に動き、口角から唾液が漏れる三叉神経第3枝下顎神経痙攣の年配の女性が大病院に行って神経内科で見てもらって、テグレトールとビタミンB12を投与されていました。私の所へは他の病気で受診したのですが、絶え間なく動く痙攣を見て、これを矢追インパクト療法で治しませんか?と進めましたら、やってくださいと言いました。数回やったら痙攣は止り、口の閉まりも良くなり唾液漏れは全く無くなりました。数年良かったのですが、痙攣が始まり、又矢追インパクト療法で収めました。
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● 首下がり病(又は首たれ病)の御婆さん
首が痛くて段々首が垂れてきた首下がり病(又は首たれ病)のお婆さんが大病院の神経内科でリュウマチ性筋痛症の診断で数年間ステロイドとテルネリンとビタミンB12を処方されていました。血液検査上のリウマチ検査指数MMP-3が高く、矢追インパクト療法を進めました。MMP-3の検査は当院ではなくその大病院でやっています。数回やったらMMP-3の数値が基準値内に戻ったとのことでステロイド投与は止められました。首の下がりと痛みは依然としてありネックカラーをしています。頚筋の筋無力症になっていると思うのですが、首下がり病(又は首たれ病)も頚部筋無力症という病名も正式にはありません。リウマチ性筋炎というのはあります。 |
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● 両方のオッパイがケロイドで繋がっている
赤みのあるケロイドで矢追インパクト療法を2回やりましたが、赤みがなくなり、目立たなくなってきました。もっと良くなったら写真でお見せします。 瘢痕組織の消失の中で症例5を追加致しました。 |
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● 救急医療にも使えます
寝たきりで重度のアルツハイマー認知症でしたがそれも終わり、意識がなく、植物状態で、他医が診ていた患者さんですが、私が往診してくださいと呼ばれ、往診に行った時はもう肺呼吸は終わり、下顎呼吸も終わり、鼻翼呼吸でした。もう3分間何もしないでいれば他界する御婆さんでした。診療所から近いので、一式持っ来て矢追インパクト療法をやってあげました。この刺激で見事に肺呼吸に戻り、意識は戻らないまま12年以上経ちます。3度3度経管栄養で90歳は超えます。少し太ってきました。1月に1回矢追インパクト療法をやりに往診していますが、他の事では一切痛み反応その他の反応は示しませんが、矢追インパクト療法には痛み反応を示します。グーグー口を開けて鼾状態で寝ていますが、その呼吸もスースーとスムーズになります。この様な植物状態の人への刺激療法としても最適と思います。 |
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● ドライアイ
ドライアイで困って大学病院の眼科で治療法はありません。角膜に傷がついています。と言われ落胆されていた方に、矢追インパクト療法は効きますよ。と進めてみました。そして瞼にやってあげたら、あ!目が楽になった。と喜んで帰って行きました。今後何回か遣ってあげてみたいと思います。この瞼に遣る方法は全く反対の涙目にも効きます。我々は眼科医ではありませんから、眼には何も関心を持たず、注意を払って来なかっただけのことで、注意していると、目の色々な病気に効きます。全く目の病気と関係ない他の病気に遣っていても、患者さんは目に力が入ったと言います。 |
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● 自家感作性皮膚炎
どこの皮膚科に行っても治らないで悩んでいる自家感作性皮膚炎の患者さん。全身痒くて痒くて睡眠不足が何年も続いて、困りに困り果て矢追インパクト療法を求めて受診される方が時々おられます。この治療法はステロイドホルモンを使って炎症をなだめる 抑える 消すという方法ではなく、逆に一時的に炎症を増加させます。自動車でいう噴かすという方法をとります。皮膚を刺激して噴かしますから、一時的に全身の丘疹が目立ち始め、噴出するごとく、そこから汁(好酸球の沢山入っているリンパ液)分泌が多くなります。その時に返って悪化したと思い込み、その後怒って来られない方もいます。でもその峠を越えないと良くなりません。それが終わると徐々に正常な皮膚に戻ってゆきます。 |
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● ピロリー菌除去治療後の体力回復
今年からかピロリー菌は無症状でも、胃に住み着いていれば退治すべきとガイドラインでされました。1週間ピロリー菌退治のために抗生物質を呑まされ、体力ががくんと落ち、無尿になった等の時矢追インパクト療法は著効を示します。その場で気分的に気力が元に戻った。その他大きな手術からの回復にも、日々の人工透析後の疲労からの回復にも著効です。多くの人は本来注射を恐れ嫌いますが、この治療法は、皮内テスト迄で留まっていた皮内注射を治療にまで高めたものです。その日に入浴禁等、何の制限もありません。 |
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5.フットケア
アメリカにはPodiatristという足趾専門医が多数いるそうですが、日本では余り目立ちません。矢追インパクト療法は足の趾の皮内に器用に注射できますから、痛さ抜群ですが、趾先まで循環を改善させ、糖尿病性の壊疽や、足のトラブルに抜群の効果を発揮します。矢追先生の話では、足底の魚の目はいくら削ってスピール膏を張って置いても治りにくいですが、魚の目の周辺にこの皮内注射を遣っておくと4〜5回遣るとカサカサと剥けて無くなるそうです。私は未だ痛そうなので遣っていません。私は胃癌で胃をほぼ全摘出した方の、多分VB12の長期間吸収不足による足趾・足底・足背の痺れと鈍麻感の回復に矢追インパクト療法を遣っています。少し良くなってきたと喜んで足趾を良く動かします。又92歳のASO(閉塞性動脈硬化症)と脊柱管狭窄症の合併し、色が変わりチアノーゼ状態になって、小趾の内側は潰瘍になっている方の背中から下肢足趾1本1本遣っています。痛がりますが喜んでいます。タクシー通院で1週間に一回の間隔で遣って来ます。糖尿病で足趾をもう切らなければだめだと船橋の病院で言われた人も、その足で2時間電車に乗ってやって来て又帰りますが、もう切らなくても良いと言われました。私にはこの治療法が合ってる、と喜んで通院しています。足趾に遣っていても糖尿病の数値HbA1cの改善にも役立っているのです、と説明しています。ゴルフをやって、そこを無理に使ったらしい弁護士さんが右足第4趾の付根付近を腫らして、歩けないくらい痛がって来ましたが、黙ってこの注射の痛みに耐え1発で良くなりました。私と丹沢の表尾根縦走をやった相棒の男性が山行の3日前左第3趾の付根辺りの足底部を痛がり、とても登山なんか出来そうに無いと訴えたので、そこに矢追インパクト療法をやりました。遣った瞬間、痺れたと言い、それでも歩いて帰れました。その後1日くらい痺れていたそうです。3日後の丹沢表尾根縦走は8時間近くかかりましたが、足底部が痛いという訴えは無く、無事縦走しました。以前同じ所が痛くなった時は、整形外科病院で靴下を2枚履き、中敷を使えと教えてくれたが何ヶ月も良くならず悩んだそうです。60歳前後の男性がある日突然右足関節の腫脹と激痛で遣ってきました。私の診療所では全くの初診です。それを矢追インパクト療法1回で、その場で治しました。患者さん自身すっかり驚きました。この療法は糖尿病に一番効くんですよ、と言ったら、調子がいいから3ヶ月続けてみます、と言い、その後続けています。当初HbA1cは8.4でした。私とは全く関係ない大阪の女医先生が主治医です。数年前から或種インシュリン19U1日3回別種インシュリン6U1日3回自己注射している方です。3ヵ月後にはHbA1c6.6になりました。主治医先生びっくりするでしょう。スノーモービル遣っているオーストラリヤ人で日本の会社で働く男性がアキレス腱痛でどこの整形外科へ行っても直らないというので、偶々乗ったタクシーの運転手が連れて来ました。両側の無菌性アキレス腱周囲炎です。これも2〜3回の注射で治りました。何か痛くて痛くて歩けない、困った、と言う時はご利用ください。其の侭にしておくと、やがて爬行筋肉の衰え・杖使用・老化の急速な進行という図式になります。 |
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6.TVを見ていると(AMPキナーゼ)
●平成22年5月12日午後8時からのNHK「試して合点」で、早稲田大学人間科学部の人たちが3分間運動を1日10回やると、インシュリンとは別系統の筋肉中に存在するAMPキナーゼという酵素蛋白が働き、糖・脂肪(酸)をエネルギーに変えてくれると言ってました。矢追インパクト療法 は皮内注射ですが、この筋肉中のAMPキナーゼを活性化するトリガー刺激として最も効果的です。運動代替として糖尿病に最も効果的であることを何年も何年もづーと強調しその症例をホームページ上で示してきました。糖尿病の専門大家と言われる医師の方々も、患者さんも最終的にはインシュリンしかないと、双方ともインシュリン中毒に陥っていて、医学会ではこういうことを発表しようとしても発表させてくれないのです。原稿を採用してくれないのです。固陋で頑固です。本来固陋で頑固とは知らない・知りたくない・枠を出たくない・そのために無視する頑固とはと言うことだと思います。イジメです。私は今迄日本内科学会・日本外科学会・日本臨床内科学会・日本臨床整形外科学会・抗加齢医学会で何回となく拒否に逢いました。日本成人病(生活習慣病)学会では発表はさせてもらいましたが、皆様相手にしないような、無視する態度でした。余りに大きなスケールの療法であるため把握理解できないのです。矢追インパクト療法=皮内テスト=人体実験=反応=作用(抗酸化)=副反応を利用(神経軸策反射)=予防(未病に効果)こういう図式が成り立ち、且つ簡単・安価です。他の療法に比肩できないスケールの大きな治療法です。一般大衆に広く認識され、行き渡るにはまだまだ時間がかかりそうです。それは神経軸策反射という最も早い、且つ人間とっては不利益反応と考えられている反射を利用し、細胞内のAMP-activated protein kinase(AMPK)を刺激活性化する最も優れた方法だからです。まだこのことは世界中で誰も知りません。昔の矢追抗原が何故効くか説明出来なくて消滅したのは、このpathwayの存在を知らなかったからです。 ●テレビを見ていると矢追インパクト療法で直せると思える人が時々出てきます。この療法は下がった眼瞼を上げることも出来ますが、例えば首相いかにも細くなった目をしています。国民の目から見ても何となく元気さに欠け、エネルギーが無さそうです。老化が忍び寄っているのです。矢追インパクト療法はあの目を挙げ、溌溂とした大きな目に出来ると思います。都知事の頻回に瞬きする癖は直らないとは思いますが、眼裂はもう少し大きくなるかもしれません。眼裂が大きくなると、もっと広い視野で物事を見られます。強い肩こりから来ると思われる、白目を真っ赤にして如何にもうっとうしそうにニュース解説していらした女性アナウンサーもこの療法をやったら良いのになーと考えていました。詳細は全く知りませんが、太股内側筋のトラブルで北京オリンピック大会のマラソン部門出場辞退された女性がいらっしゃいましたが、誰も直せなかったのでしょう。この療法をやらせてくれたらなーと想像していました。都蝶々さんが歩く力が無くなり、お弟子さんにおんぶして、お弟子さんを指導している姿を見ました。この療法やらせてくれたら、尿も良く出るようになり、歩けるようになり、今も生きておられるのではないかと思っています。老化により筋肉の弱力或いは無力が起こっている人、例えば背中の曲がりかけている人、上眼瞼の下がった人、首の下がった人、これらは筋力の回復を図れば、元に戻るのです。そうすれば色々な状況は変ります。矢追インパクト療法は筋力の回復に最も有用な治療法です。私は何科のスペシャリストでもありません。何にも囚われない一般開業医ですからこう言う物事の見方・自由な発想をします。 |
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7.二十四の瞳より
私が園医を担当している保育園園児が明治神宮に散歩途上に我が診療所はあります。園児達はやまわきせんせい!やまわきせんせい!と一斉に叫んで金網を揺すり登ろうとします。坪井栄作・高峰秀子主演の「二十四の瞳」より瞳の数は多く、この子供らの背後には覆い被さるように満開の桜があったのですが斬られてしまいました。残念でした。診察室から。 私は昭和16年生まれで新潟県村上市育ちです。山紫水明でしたが、蚤に食われ蚊に刺され、幼稚園時代はテレビもラジオも漫画ありませんでした。あるのは裸電球1個でした。幼稚園では先生からお話を聞いたり、紙芝居を見せてもらうのが大好きでした。それでイメージを大きく膨らませていました。舌切り雀・かぐや姫の紙芝居を見ては、帰途に、幼稚園の道路の向かい側にある大きなお屋敷の竹藪に潜り込み、雀のお宿や光る竹を探しました。この様な幼い時の記憶は何時までも何時までも脳裏に残り、もうすぐ70歳になろうとする今現在高い高い家賃ながら、私の診療室から見える庭は青々と幼い頃の紙芝居の情景を眼前に呈しています。三つ子の魂…とはちょっと違うかな。 |
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8.表彰の楯
アメリカ合衆国 オバマ大統領閣下 が矢追先生を表彰して楯を贈呈された。 2011年4月10日 神田の学士会館で毎年1回行われる 矢追インパクト療法学会 が開かれ、矢追インパクト療法(YIT)を表彰する楯を披瀝してくれました。それをお見せします。 贈呈はつい最近の2011年2月11日付けとなっています。医療においてもEBMという市場原理主義を貫くアメリカで、頑迷にそれに従い、YITを拒否し続ける日本の医学界を飛び越え、さすがに アメリカ だなーと感嘆せざるを得ませんでした。スケールの大きな、色々な可能性を秘め、私の主張したいことをずばり表現しています。読めるように下に拡大して置きました。 参考:例えばこの療法は糖尿病とその3大合併症に最も効きます。糖尿病にならないように予防にもなります。そんなこと世界中の誰も知らないし、発表は拒否されます。このような医学上おいて天動説と地動説のような違いを、良くオバマ大統領に内奏し推挙した人がいるもんだと驚きです。この療法は基礎体温を1度前後上昇させますから、壊れた蛋白を修復するHSP(Heat Shock Protein)を産生させ、分子シャペロン(chaperone)作用を行わせる今現在の最も有効な方法であると自負します。アルツハイマー病 パーキンソン病 ハンチントン病 狂牛病 筋萎縮性側策硬化症 筋無力症(例えば眼瞼下垂) 様々なオーバーユースによる又は経年変化による筋骨格系の修復即ちアンチエイジングに役立つと思います。インシュリンは糖を燃焼させ、その火で脂肪を燃焼させようとしています。だがなかなか燃え移りません。YITは脂肪を直接効率良く燃焼させる刺激(インパクト)だからです。糖尿病にはインシュリンより格段に効果あるということが、こういう難病全般に役立つだろう所以です。 |
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9.再度 糖尿病
最近又太った糖尿病の方3名をHbA1c値が変化を示す3ヶ月以上矢追インパクト療法で治療し追跡しましたので、「糖尿病に対する治療の試み」の中に●22 ●23 ●24症例を追加しました。いずれも太っていてBMI(Body Mass Index)は30前後です。因みに●18●19●20もBMI30を超える肥満糖尿病でした。1週間或いは2週間間隔で定期的に矢追インパクト療法を継続している方はHbA1c値が減少しますが、その後 気が緩み、まばら受診になりますとHbA1c値は上昇し、数ヶ月通院ない方ではHbA1cはもとの高値に戻る傾向となります。 食事制限アルコール制限等はせず、以前からの生活習慣の儘、太ったまま、以前の形のまま、疲労感が無くなり、活発に動けるようになり、HbA1cは右下がり傾向です。●22の方は数年間2種類のインシュリン注射液を朝昼晩3度計6回、私の知らない大阪の病院で自己注射指導を受けやってきました。矢追インパクト療法をやるようになってからは体が楽になり非常に喜んでいます。注射3ヶ月過ぎてからは、だらけて来院回数減ってHbA1cは少し上昇傾向にありまあす。●23の方は10年以上他医で内服治療をしてきました。その上にこの療法を加えただけです。ベルトの穴が2つ詰められる様になったと言います。決まって1週間に1回矢追インパクト療法をやりに来ます。●24は未治療の女性です。内服(アクトス ジャヌビア)投与と同時にこの療法を始めました。体が楽になり、活発に動けるようになりました。すると又だらけて来院回数を減らしています。 この療法はインシュリンと違い糖を燃焼させず、筋肉や肝臓中の脂肪酸を直接燃焼させます。糖1g=4Kcalに比べ脂肪1g=9Kcalの燃焼熱量産生放出ありますから、体が温かくなり、筋肉を働かせ運動した状態になります。血清を調べますと徐々に中性脂肪が減って行きます。糖尿病が無くてやせて華奢な人にやりますと、燃焼する脂肪の補給がないか 脂肪の貯えがないか 食が細いと「ストーブの空焚き」と似た状態になり、体はひどく疲れ、へなへな状態になります。自分で食事を作ったが、余り疲れて食べる元気もない と電話かかってきたこともあります。 そのようなことから運動など不可能な「寝たきりbed-bound」の方の運動代替療法にも利用できます。 筋肉運動を激しくやり脂肪を燃焼させた状態にしますから、体温を1度前後上昇させ、空腹感・飢餓感・疲労感・眠気起こり、女性は 熟睡ではなくなんと〈爆睡〉した と表現します。特に腸の蠕動運動は矢追インパクト療法の皮内注射最中から起こります。インシュリン注射とは比肩出来ない夢のようなことが起こります。今話題の老化防止(anti-aging)効果をもつサーチュイン遺伝子(sirtuin gene SIRU)を活性化させる最も簡便で効果的方法と思います。飢餓状態にさせるとか赤ワインの成分レスベラトロール( resveratrol)を飲むより格段に効率的と思います。アメリカのオバマ大統領はこれらの大きな可能性を見極め、金賞(GOLD AWARD)を賜れたものと思います。 参考: Source: Washington Post Date: 24 August 2003 Scientists Find Way to Stimulate Anti-Aging Enzyme By Rick Weiss Washington Post Staff Writer http://www.sirtuins.com/ 我が診察室から見た四十雀が器用にヒマワリの種を啄ばむ頃と冬景色 |
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10.上瞼(うわまぶた)にインパクト刺激
最近瞼の手術を勧められて、二重瞼にしたら、言われたとおり、二重瞼にもなり、首の円背も少し直った老Drが 内出血で大変だったがと、或本を紹介してくださいました。 それは「まぶたで健康革命」 信州大学医学部 形成外科学講座 松尾 清著 下がりまぶたをなおすと体の不調 疲労、頭痛、肩こり、うつ気分etc.が良くなる!? 命の中枢、脳幹にある青班核を刺激していたものは?まぶたに隠されていた。 秘密が明らかになってきた! 世界の先駆者が書いた海外で注目の理論 小学館 定価1,365円 本体1,300円 NHKでも放映され、手術してもらうには2年待ちだと言ってました。 手前味噌に戻りますが、私のやっている 矢追インパクト療法 は上眼瞼に皮内注射をやり、少し上瞼を刺激するだけですが、この本に書いてあるような円背も直るというような現象もその他も起きます。その為にこの本を興味深く読みました。それは15年近く開いてきた私のホームページの内容を御覧頂ければと思います。この本には触れられていませんが、眼科方面のことだけでも 矢追インパクト療法 は偏頭痛も止められますし、その前兆でオーラ(aura)といわれている苦しくもがく閃輝暗点の発作の最中にも効きます。外斜視(ロンパリ)も手術でなく見事に直ります。 矢追インパクト療法 は目の治療に抜群の効果あります。上瞼(うわまぶた)にほんのちょっと皮内注射刺激を与えるだけですが、5分間くらい沁みる痛みがありますが、その刺激が治癒力になるのです。上瞼は皮内注射反応で腫れているにもかかわらず、目は大きくなり(眼裂開大)、直後鏡を見たら自分の黒目がみんな見えたと喜ぶ女性もいました。従って光が多く入るようになり、明るくはっきり見えるようになり、経験された方は喜びます。瞼が下垂していようが(眼瞼下垂)、ドライアイであろうが、涙目であろうが、ロンパリ(眼筋麻痺 斜視)であろうが、緑内障であろうが、白内障であろうが(これはちょっと言い過ぎかも、何故なら白内障は透明体が経年変化で混濁したのだから、しかしそれでも長期間やっていると進行が防がれる)、伏目勝ちであろうが(これは鬱病 肩こり 円背 首下がり病等でなる)、丸いものが歪んで見えようが(中心性奨液性網膜脈絡膜症)、飛蚊症であろうが、偏頭痛のオーラである閃輝暗点であろうが、角膜ヘルペスであろうが、義眼であろうがその瞼は上がります。これらは私が経験したFBM(Fact Based Medicine)です。今流行の市場原理で他力本願のEBM(Evidence Based Medicine)ではありません。 秋の花と小動物 伊豆高原にて |
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11.からし(カプサイシン)効果
つい最近 からし の辛さの実態は 痛み であるという研究が話題をよんでいます。舌に対するからし(カプサイシン)刺激を求めて、世界中で色々様々な種類のこのナス科トウガラシ属植物が、求められ開発されているそうです。この心地よい痛み刺激が生体の脂肪を燃焼させ、温かくし代謝を盛んにするインパクト物質だからです。昔文明の発祥の地チグリスユーフラテス川の畔(バグッダド)とかナイルの畔イスタンブールとかガンジス川の畔デリーで東西交易が盛んに行われたのは、このスパイスと高価な絨毯等を交換するのが主だったのではないでしょうか。これこそ若返りの長寿薬として、追い求められたのではないか と私は考えています。コロンブスがアメリカ大陸から西洋に持ち帰ったのが始まりとはなっていますが。 矢追インパクト療法は皮内注射で、極超微量のアレルゲン物質と水とグリセリン各50%希釈液から成り立っていますが、皮膚に対し、舌に対するカプサイシン効果と同様な痛み刺激で、且もっともっと大きな効果を与えることができます。皮内注射ですから、体のどこにでもその刺激を与えることができます。カプサイシンは舌では強烈な刺激になりますが、貼付剤にすると保温効果ぐらいしかありません。矢追インパクト療法は皮膚を広範に利用し、この心地よい痛み刺激を何処へでも与えられますから、痛みから温かさ→汗の出る暑さへと誘導します。このことが糖尿病に運動療法の代替えになり、筋肉を燃焼させ鍛えられるということです。心地良い痛み刺激とは矯正力を持ちます。歪んで曲がった生体を元に戻す力です。この療法の最初のほうに 暴力的ですが救済的です と書きました。矯正力とは何科等を問いませんが、例えば整形外科的には形を元に戻すということです。円背矯正もその1つ、へバーデン結節の治療もその1つです。眼科的に下垂眼瞼の矯正、外斜視(ロンパリ)も矯正され元に戻りました。この療法のスケールは大きいのですが、その説明の一部分はステッドマンの辞書に見られますので参考まで。 Counter-irritant 反対[誘導]刺激(薬)《からしなど》←研究社 英和辞書 An agent that causes irritation or a mild inflammation of the skin in order to relieve symtomes of a deep-seated inflammatory process. counter-irritation 反対[誘導]刺激(法) ←研究社 英和辞書 Irritation or mild inflammation (redness,vesication,or pustration) of the skin excited for the purpose of relieving symptomes of an inflammation of deep structures. syn revulsion Stedman’sMedical Dictionary この頃来院される患者さん1人1人病名は違うのにT家丸ごと、1会社の社員丸ごと来院されることがあります。そういうケースにも対応可能なスケールの大きな療法なのです。 我診療所に訪れた名も知らない鳥と再び冬景色 |
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12.VDT障害に良く効きます VDT(Visual Display Terminal)とは仕事等で使うPC等の端末を言いますが、長時間休みも無く画面を見ていると起こる障害をVDT障害と言います。厚労省においてVDT作業における労働衛生環境管理で明かりとか机とかの作業環境管理のもとに「一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分〜15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1回〜2回程度の小休止を設けること」という指針がありますが、長時間かつ長期間継続していると 眼精疲労 涙目 ドライアイ、充血、蚊が飛ぶ 円いものが歪んで見える 眼の奥が痛い 視力低下 首、腰、肩のこり、痛み 食欲減退、不安感、疲労 不眠 抑ウツ症状等の慢性疲労症状を呈します。これらの症状に矢追インパクト療法は良く効き、体がシャキッとなり、リフレッシュします。お勧めです。 |
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13.矢追インパクト療法 はインスピレーションに富む療法です。
矢追インパクト療法は単なる 皮内テスト ではないのです。皮内テスト とは例えば ペニシリンをその人に注射して良いか、オーバーな副作用が起きないかどうか、まず皮内でその反応を確かめてみる ということです。世界中のDr.達はそれが常識で、なんら疑問も積極的な意味合いも有しませんし、それ以上進もうとも進めようともしません。矢追インパクト療法は積極的に赤い皮内反応を起こすことを具体的治療手段にしています。つまりテストではなく、具体的治療手段なのです。皮内は自然免疫と獲得免疫を作る絶好の場です。つい先日発表されたノーベル医学生理学賞のお三方 ボイトラー氏・ホフマン氏・スタインマン氏等の樹状細胞の数を増やすにも働きを活発にするにも、人を治療する具体的手段として、この皮内刺激療法が最適と思います。この皮内刺激は筋肉内の脂肪酸を燃焼させ、体を温かくします。皮膚ランゲルハンス細胞も樹状細胞のひとつの形ですが、樹状細胞の数を増やすにも働きを活発にするにも、このエネルギーが必要なのです。その有効エネルギーを産生する手段が矢追インパクト療法であり、その場が皮膚なのです。皮下脂肪組織ではないのです。皮下脂肪組織はこれら細胞が遊走エネルギーを貰い移動する場です。皮下注射で徐々に抗原の濃度を増し、その抗原の暴露に耐えられるよう体を慣らすという減感作或いは脱感作療法とは全く似て非なるものです。事実この減感作療法はほとんど役に立っていません。減感作療法をやっておられる先生方もなんで効くのか明確な説明ができないままやっておられます。治療の効果から言っても、矢追インパクト療法が比較にならないほど格段に勝っていると思います。 可憐な悪魔 ホテイアオイ(衣袋葵)とその孫? ホテイアオイと言う水生植物を夏が来る前に買ってきて瓶に浮かべておきました。「青い悪魔」と呼ばれ、アレロパシーもあるそうです。 何とも言えぬ可憐な花が1日で咲き終えました。夏も過ぎ秋になり、本体は勢いが無く褐色に退縮して来ましたが、又黄色い可憐な花が咲きました。これは孫でしょうか?それともホテイアオイとは関係ない花でしょうか? 2011年3月11日東北大震災の6日(土)前、私はいわき市久ノ浜の薬師堂前の赤い欄干の橋を小さな岩に渡りました。黄昏時より少し前でした。赤い鳥居の向こうの向こうは判然としませんが、高い煙突のある福島原発の在る所です。そこで宿泊した御飯の美味しい 高木屋さん 今は? |
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14.パソジェネシスとサルトジェネシス
浜松医大付属病院心療内科 永田勝太郎先生の主張される サルトジェネシス(Salutogenesis;健康生成論)は、イスラエルの健康社会学者Aaron Antonovskyにより提唱された健康観である。 それに対して、サルトジェネシス(Salutogenesis)は、患者中心であり、健康の部分を育てることにより解決を図ろうとします。健康、病気、死には一連の連続性があり、健康中心主義である。たとえ病気や障害があっても、人間として全体としての秩序がとれていれば 、その人は相対的健康であり、よしとする。残された資源を見つけ出し、それを活用しようとする。患者さんを全人的、つまり人間として理解することなしに医療・医学は成り立たちません。 解決志向アプローチは、米国で活躍する韓国人インス−・キム・バ−グ により開発されたブリーフテラピーの一つである。
矢追インパクト療法はこの 3)により介入できる。他の療法で巧く行かなかった時に利用できる最も簡便で最もスケールの大きな方法です。 超高齢化社会を迎え、慢性病や生活習慣病が問題になるこれからの医療において、この両者は大切です。 パソジェネシスとサルトジェネシス
〈人間は誰しも心のなかにアウシュビッツを持っている。でもあなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望しない。心のなかのアウシュビッツとは、生死を分かつような苦悩のこと〉浜松医大心療内科科長の 永田勝太郎先生の提唱しているサルトジェネシスは癌患者さんに対する全人的医療、東洋医学的療法(漢方 鍼)温泉ロゴセラピー、音楽療法、CO-Q10等の治療手段を使用しているようですが、本人の中のリソースを有効活用する最も効果的な療法は 矢追インパクト療法 だと思います。永田先生はその存在すら知りません。例えば疼痛と鬱は表裏一体の関係と捕らえます。疼痛を治せば鬱が治る。鬱を治せば疼痛も消える。でもその手段が未だ貧弱で模索中なのだと思います。一方西洋医学では疼痛と鬱は全く別物として、市場原理を利用し、それぞれの治療法や薬物を開発し市場に供して、莫大な利益を得ようとします。一方その副作用には耳を貸さない。 或症例を申し上げます。65歳の運転手 糖尿病あり、腰痛あり、でこの療法をやっていたら、今迄長年高値のまま動かなかったHbA1cが下がりだし、右加齢性黄班変性症といわれている右眼瞼にも打っていたら次第に目も良くなってきて調子良いと言い、その人が階段を踏み外し、右足関節をひどく腫らして来た。それも関節周囲に打ってびっくりするほど経過は良くなった。内科も眼科も整形外科も同時に治療したことになる。 もう1例申し上げます。70歳主婦Aさん 右肩の激痛を訴え、横浜方面の遠くから同じく70才のお友達の主婦Bさん 咬むと奥歯に激痛あり、どちらも2年近く某大学ペインクリニック科に通院して治療を受けていたが治らず、困り果て探しあぐねたすえ当院を訪れた。Bさんはホッペに3回で激痛は全く消失し、通院必要なくなった。Aさんは寝返りを打つと右肩の激痛で起きてしまう。すると隣で夫が大鼾で寝ている。2年以上不眠・寝不足状態でどうしようかと迷っていた。困り果て探しあぐねて辿り着いた矢追インパクト療法をやったら、肩の痛みは1/3以下に軽減した。何を思ったか、鼾のうるさい夫も連れてきた。夫の鼾は1回で収まってしまい、睡眠時無呼吸症候群も解決し、不眠・寝不足が一挙に解決した。今は肩の痛みも殆んどなく、他に嫁いで腹部手術後の長年の不定愁訴を持つ娘さんと3人で来られている。娘さんも矢追インパクト療法をやると具合が良い。ニコニコしている。 多分 永田勝太郎先生も繊維筋痛症で2年間悩まれたのでしょう。矢追インパクト療法で治療可能であったろうと思います。 この治療で劇的に良くなった或女性がいみじくも言いました。「雅子妃もこの治療をやればよいのに」 人間ってほんのちょっとした刺激を与えると、間違った方向へ進行している状態(疾病方向)から元(健康方向)に戻せることがこの矢追インパクト療法で解ります。 季節は移ろい |
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15.歯科医療にもすばらしい効果あります。
ただホッペに皮内注射するだけです。 今まで体の治療を行ってきましたが、その中に茶渋のような黒味がかった歯のご婦人が、かかりつけの歯医者さんから「あなた歯が次第に綺麗になってきましたね、何か特別な事をやりましたか?」と歯医者さんに問われた方、また別の例ですが「あなた歯の軟骨(エナメル質?)が出来てきました。何か特別のことをやりましたか?不思議ですね。」その人たちは矢追インパクト療法しかやっていません。つまり矢追インパクト療法は歯には注意を払っていませんでしたが、歯にもちゃんと良い影響を与えていました。 歯痛、歯肉炎、歯がグラグラしている、噛む力が入らない、ガクガク軋む顎関節症、歯医者さんがすべての治療終わったのに、噛むとまだ激痛あり、大学のペインクリニックに1年半通ったが治らない人も2〜3回で痛みは取れました。何故こんなことが起こるのか、 考えてみると、歯肉には頻繁に自他覚的に認識できない小さな不良肉芽ができます。それが全く整理され、歯肉が丈夫に育つからだと思います。この療法は体中のケロイド・肉芽腫等を消し去るのが得意ですから。整形外科で人工股関節を入れたが、何か歩く時カタカタとひっかかって、ぎこちなかった。この療法をやったらそれが消えたという人がいます。多分これも手術後検査等では確認できない、小さな不良肉芽が出来、それが歩行時邪魔をしていたが、それがこの療法で消えたものと思います。瘢痕組織の消失 H25謹賀新年 温和な四国佐多岬半島とその先端の佐多岬灯台 いずれも平成24年暮れ〜平成25年始めにかけて訪れました。 |
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16.鬱病を形から変える治療(矢追インパクト療法)
<目的>幾ら内服薬を服用しても、口の渇きと頭のぼんやり感、倦怠感・眠気等でなんの意欲も出なく、ただただ時間の経過による治療(時間治療)に身を任せておくしかない鬱病に、形(姿勢)から変える治療は、現在世界中誰も考えていないし、思いついてもいない。これを矢追インパクト療法で治療できる。一切の内服薬を必要としないが、希望すれば、服用を兼ねていても良い。 <対象と方法>アレルゲンエキス数種を別々に希釈液(トリイ)を用いて1兆倍前後に希釈し、別々に数十個皮内注射をする。注射直前直後の表情・眼力(めじから)・血色の変化を写真に撮る・身長測定をやる。敏捷度・意欲・やる気度・睡眠障害の解消度等なかなか客観的数値的測定できないが、注意して観察する。付添の人達が居ればその人達が変化に気付く。 <結果>まだ症例数は少ないですが、少なくとも長期間の内服療法よりは、積極的で効果的です。副作用は蚊に刺された時の、短時間の痒み程度です。 <考察>形を変えるのは整形外科の得意とする療法です。しかし牽引しても、マッサージしても、電気をかけても姿勢は概ね変わらない。だから自分のやった治療法に対して、自信が持てない。直前直後の表情・血色の変化を写真に撮る・身長測定をやるなどは全く考えられていないのが現状です。この療法は筋肉中の脂肪分を直接燃焼させ、体を温かくします。全身運動をしているのと同じになります。糖尿病に最もよく効きます。インシュリンを注射しても体は温かく感じません。糖を燃焼させても今以上に体は温かくなりません。インシュリン療法と比較して、勝るとも劣らないでしょう。 <結論>世界中で自殺者も急増している鬱病治療に、はかばかしい効果の期待できない内服薬ではなく、姿勢を矯正する、形から変える療法を提案しました。 ※革新的な原稿だと思うのですが、この論文は某医学会に発表しようと応募した原稿です。査読により採用されませんでした。心が小さい。 5月初めの連休に大隅半島の先端と野間岬の先端に行こうと思って、鹿児島に行き、桜島の噴煙の見える鹿児島港からのフェリー上から、もう間もなく桜島に着く頃撮りました。“西郷隆盛・大久保利通・小松帯刀等現れ日本を牛耳りました。怒髪天を刺す”様な噴煙が1914年(大正3年)あり、垂水の近くで陸続きになったらしいですが、それ以前でも、この環境は大いに影響与えただろうと思います。物凄く良い観光都市です。 垂水側からの噴火口 お土産屋さんにあった噴火時の写真 大隅半島佐多岬灯台は島にあり、行けません。その先には小さな釣り人も 枕崎駅にあるブロンズ像、後姿がとても良い 手を引かれた子供さんが見て通る 枕崎の立神岩 釣り人あちこちに 坊津の鑑真和尚上陸記念館入口 坊の津の中にあった神岩か?忘れましたが、水きれい。 地図上野間岬灯台はありますが、廃道になっていてそこには行けない。野間池という所迄でした。 |
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17. 蠕動運動を高める
便秘でお悩みのお年寄りのお腹を診察していると、腹直筋・腹横筋・腹斜筋等の筋軍の衰えにより、お腹がブヨンブヨンになり締りがなく、太鼓腹の肥満の人もそうですが、いわゆるFroschBauch(カエル腹)になっており、これが中の腸の蠕動運動の衰えと関係ある良い指標になっています。りきんでも排便できないというか、りきむ力が減少しています。このお腹に、田植え状に幾つも皮内注射刺激(矢追インパクト療法)を遣っていると、その最中から蠕動運動が高まり、その音が患者本人にも、遣っている医師にも聞こえ出します。今まであった圧痛も消え、その後30分もすると、〈先生お腹空きました〉と訴え、元気な言葉になっています。普通の人でも蠕動運動の減少状態→麻痺性腸閉塞まで腸を動かし治療することが可能です。腹部手術直後の麻痺した蠕動運動を促進させるにもとても役立ちます。何回も腹部手術を受け、長年癒着障害で動きにくくなっているお腹にも効きます。少し長い期間やっていると、長年服用していたガスターがいらなくなったという人も現れました。又手指のへバーデン結節に皮内注射していると途中から腸がゴロゴロ鳴り出します。これらのことは「脳はバカ,腸はかしこい」(藤田紘一郎著)という本には「腸を自在にコントロールする可能性」と言う記載ありませんでした。付け加えたい現象です。反対に蠕動運動亢進していて腹痛・下痢を起こしている状態には効くだろうか?まだ遣っていませんが、効くだろうと思います。 今 日本に最も必要なのは |
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18.又春が来ましたね
我が診療室から眺める庭にも竹の子が出てきました。 明治神宮の近くで、こんな光景が見られるなんて と患者さんたちはビックリして和みます。僕はダイヤモンドダストの極寒の寒さに耐えた旭川の春 雪が解けて黒い土が少し出て、クロッカスが頭をもたげて来た時が一番の感激でした。 ●2,014年4月19日に行われた矢追インパクト療法学会 御挨拶 平成5(1993)年12月23日にスタートした“矢追インパクト療法学会”、“アカデミー・オブ・YIT”Academy of Yaoi Impact Therapy(A.YIT)が、満20年を経て成人式をむかえた今年は、東京品川区昭和道り内科診療所の村上善次郎先生の御担当で、2日間の日程にて最近の恒例となりました学問の香りと誉れ高く、我国の大学発祥の地に建った学士会館(東京千代田区)にて、第22回矢追インパクト療法学会「矢追インパクト療法(YIT)、改めて感心する」を開催できましたことを大変嬉しく思います。これも偏に皆様の御蔭と感謝いたしております。 昨年は11月22日に、偶然にもハワイ国際大学Hawaii International University主催の“統合医学/環境科学国際シンポジウムInternational Symposium on Medicine and Environmental Science”が開催された際、私自身も一演題「Theory of Bioeconomics and Medical Revolution by YIT」 を発表しました(その時使用したDVDあり)が、その会の最後に「病気の成り立ちとエネルギー生成系」と題した特別講演をなさったのが免疫理論で著名な安保徹先生で、その特別講演の中でも何度かYITについて語られたこともあり、懇親会の席でも直接お話したところ、ちょうど熊本在住の松田史彦先生が一昨年初めからYITを実践され、昨年の本会にもYITの症例報告を何件かされておられるのを知ってYITに関して色々と興味や関心があったとのことで、『ぜひ当会でも特別講演をお願いしたい』との私からのお願いに快諾して下さった訳です。(その講演趣旨は 下に掲載しました) ところでYITの効果は連日驚きの連続で、今回DVDでお見せする様に、眼科領域でも、「目玉はどうして機能しているのか」、「なぜ寄り目(斜視)になるのか?」、「なぜ遠視や老眼になるのか」、「 なぜ乱視になるのか」、「なぜ結膜炎になるのか?」…などきりがありません。しかしDVDでも解るように、それらが初回の注射直後、間髪を入れずに改善する現象を目の当たりにすると、恐らく誰もが『えっ!?それって、なあに??』とビックリした後、『えっ、元に戻すこともできるんだ!?』、『しかもそんな簡単な方法で』という大発見につながっているのです。 またこれも今回DVDでお見せするように、血性の体液が自然に頬にあふれ出る程の鼓膜穿孔性の中耳炎がYIT注射直後数十分でピタリと止まったり、両膝が痛くて階段の昇降にも、平地を歩くことすら数年来辛かった77歳の男性がYITの注射直後に2分でその場で両膝の屈伸運動なんの痛みもなく、スムーズに出来るようになったり、今回もDVDでおみせできる86歳女性も10年来の膝の痛みに対し、ある整形外科で左右交互に毎週片膝ずつ、また次の整形外科では2週毎に両膝関節に高い注射をしてもらっていても痛みが寛解する訳でもなくヨチヨチ歩きを余儀なくされ、『歳のせいだから…しょうがない…』などと諦め続けて10年以上暮して来たのが、初回YIT注射後2−3分で消痛ばかりか両膝のスムーズな屈伸やら片足立ちで反対の足を若い人並みに自ら自由に屈伸したり振り回したり出来る様になり正座までももう一歩の所まで平気で出来てしまう姿を見れば誰しも、『今までどこでも平気で長年やられて来た医療は、違うでないの??』 との疑念を感じる程の“不思議さ”を覚えるでしょう。(膝注入用ヒアルロン酸ナトリウムは全く効果なしと言うエビデンスがUSで確立している。何故か日本の保険では今も頻用されている。) 重度のアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、重症化学物質過敏症が徐々に改善したり、ハゲていた頭髪がよみがえるばかりか、髪質が改善したり、70代90代の高齢者の眉毛や睫毛が生え揃って眉を毎月切り揃える必要が生じたり、その齢で白髪交じりだった胸毛や陰毛にまでドンドン黒く太い毛が生えてくるなどといった患者さん自身の驚きと喜びの声すら聞くことができ、医者冥利に尽きる驚きをも覚えるものです。すなわち全身的な活性化が計られる訳です。 心も同じで、やる気のなさやうつ状態が改善され考え方や心が前向きになり、穏やかになるのです。また全身的に活性化が計られることで、いわゆる自然治癒力や免疫力がアップして風邪など引き易かった病弱な患者さん達が病気知らずの丈夫な体となり。高齢者でも冷えやむくみが即座に消え、全身の筋肉や関節の動きの丈夫な体になり、高齢者でも冷えやむくみが即座に消え、全身の筋肉や関節の動きも良くなることで活動的になって、「若返る」のです。すなわちヨボヨボしていた時よりも行動的になり、ダイエットに繋がる人もいますし、また行動範囲が広くなるわりに逆にケガなどしにくくなり、またケガでも傷が治り易くなるばかりか、高齢者でも幼児期のケガやヤケドの瘢痕が目立たなくなり、場合によっては消えてしまう例もあるのです。ちょうど肌が丈夫な人に傷跡が残り難い様に。 また外反母趾も同様で、今の医学的観点では(一般常識を含めて『ツマ先の細い狭い靴を履くから(生じる)…』という説明のもとに、『なってしまったものはしょうがない、いずれ痛かったり見栄えが悪いのなら、手術する方法もありますよ…』など言った対応がなされるが現状でも、これがYITのような簡単な方法で直ぐに治ったり改善する事実を知れば、そうなるのは「心身に弱さを抱えている人達」が主流であり、YITのような簡単な手法でそのような弱さを治す、すなわち昨年も本学会でお話した様に私達の体の中の全ての細胞達を元気に(“生体経済Bio-Economics(BE)”を活性化)する為の“お金”すなわち“生体通貨”Biomoney(BM)“)を上手に増やし需要する身体の部位に適材適所供給してやればいいいう簡単な理屈であり、「私達生命体がそうしたBMを体内で常時作り増やし使うことで各個体の生命( いのち)をつないでいるのだ」という“矢追インパクト充電理論Yaoi Impact Charging Theory(YICT)が成り立つのです。ちょうど最近エコカーが自ら走行しながら発電し蓄電池に蓄えながら必要に応じた部位に同じ事です。体内のいわゆる“幹細胞”といえども同じです。傷や病気がどんどん治っていくのは、これらの細胞も活性化している証拠です。 現在、iPS細胞がどうのとか“STAP細胞”がどうしたとか、未だ海のものとも山のものともつかない細胞レベルの話題で大騒ぎをしていますが、YITは、本学会の歴史も示す通り、もう20年以上もの長きに渡り、既に臨床の場でYITの優れた効果を積み重ねてきたもので、既に国内外の多くの先生方がこれらのことを実体感、実証されて来られた膨大な数の事実の上に存在するものです。それにわざわざ私達の体の中の細胞を取り出して加工した後に戻すなどといった、手間・暇・お金・労力や危険性のリスク等を払う必要性は一切不要で、誰もがどこでも普通の生活の中で、簡単・安全・安価でエコに、その場でも素晴らしい効果を出せるという全く新しい技術GYITで確証されているのです。今後も会員の皆様の一致団結したパイオニア精神を貫き、YITの更なる研究や普及、それに「一日も早く、保険制度内での、より自由で積極的なYITの運営利用が計られ、合わせて従来からの古びた固定概念が取り払われますように…」期待して、会員皆様の、より一層の御協力の程を、お願い申し上げます。 そして今回も、既成概念にとらわれることなく、それぞれ自由な感覚で、お時間の許す限り、活発なご発言、ご質問、ご指導などを頂ければ大変幸せです。最後になりましたが、併せて皆様のご発展を心からお祈りも仕上げます。 平成26年4月19日 矢追インパクト療法学会 会長 矢追博美 ●生き方、考え方と免疫力 新潟大学名誉教授 安保 徹 私たちは色々な性格を持って生まれてくるので、物事の対処の仕方が特定の方向に定まる傾向があります。仕事でも、まじめにやりすぎる人がいます。行過ぎたときには、交感神経緊張で免疫力低下が起こり、発ガンする人もでてきます。生き方と病気のつながりがわかるでしょう。 また、その時代ごとに思い込みが作られます。考え方と言ってもいいです。今の時代は、科学など、人間の力を信じて、出てきた問題を感性よりも知識で解決しようとします。ここも歪みが現れたりします。医療の世界には、特に多く出ています。 「病気は早期発見、早期治療が大切」ということを考えて見ましょう。普通に考えると、これを否定することはありえないことです。しかし、がんの場合は問題です。がんは過酷な生き方による低体温、低酸素で起こります。ミトコンドリアを削りこの悪化した内部環境に適応するために生まれたのががん細胞です。適応反応です。 私たちは無理が続くと、自然にからだを休めて身を守ります。このようにして免疫力を高め、知らないうちに。がん細胞を取り除いています。がん細胞は生き方の無理で生じ、休息で消失しています。もし、熱心にがん検診を受けたら、この自然治癒の前にがんを見つけることになります。CTやPETなどが普及し、がん検査の精度が上がるたびに、がんの死亡者が増えています。 つぎに、「がんの治療」について考えて見ましょう。がん細胞はミトコンドリアが少なく、低体温(32℃)で分裂しています。こういうがん成り立ちやがんの細胞の性質を知らないと、がんはただの悪者扱いになり攻撃すべき対象になってしまいます。そして、抗がん剤や放射線治療は体を痛めつけ、低体温と低酸素の体調を強めます。治療によってがんが悪化するメカニズムが理解できるでしょう。 がんを治すには、がんの成り立ちを良く理解し、悪化した内部環境の改善を図る必要があります。つまり、低体温と低酸素からの脱却です。ミトコンドリアが十分に働きだすとがん細胞は分裂できなくなります。がんが出来たときと逆方向の流れが起こり、がんは自然退縮します。 もっと具体的には、それまでの無理やストレスの多い生き方を改めることです。入浴や軽い体操は体温を上げる力になります。これらの工夫で免疫力は上昇します。3大療法に身を任かせたり、運命と決め込んで放置療法を選ぶのはマイナスです。 今日降った淡雪の杖突峠より諏訪湖を望む。八ヶ岳は画面よりもう少し右です。 樹齢2千年の神代桜 包帯して杖ついて満身創痍の格好で見事に咲いています。 それから2週間真原桜街道では桜はもう散りかかり色あせ、紅白の桃の花が爛漫と 黄色い花は何 山吹? 上を見上げると、いつかこの山に登りたいと思いつつも齢がブレーキ 私の上申書を送りました。 多分取り上げられる事もなく消滅でしょうけど。 上申書 日本国首相 安倍晋三殿 無理を承知の上でお手紙を差し上げます。どうかこの話を聞いてください。 私は昭和43年新潟大学医学部を卒業し、現在渋谷区の参宮橋で小さな診療所を営んでいます。生命の本質を何時も考えてきました。 貴方は今混合診療の導入に腐心されておられます。 私たちは「矢追インパクト療法」を20年近く、これを求めて来られた患者様に行ってきました。この療法は現在保険で使用出来るアレルゲンエキス(鳥居薬品)を水とグリセリン各50%ずつからなる希釈液(鳥居薬品)でほぼ無限に希釈したものを0.02〜0.05cc数個〜数十個皮内注射する簡単な療法です。この療法は何科何科等の垣根を取り払い、内科でも整形外科でも歯科でも眼科でも鬱病にも使用でき、痛みを取る治療法としても、他の治療法に比し、比肩できない効果的な治療法です。糖尿病とその合併症に一番効きます。 これを日本の内・外科学界等は発表しようとしても、査読により、採用せず、没になり、無視され、朴むり去られてしまいます。したがって広く日本中に知られることなく、保険収載されることもなく、姑息に自費診療となっています。誰が猫に鈴をつけに行くのか も考えましたが、ここですべてを飛び越えて、首相に上申させていただきたく思います。 米国オバマ大統領はこの療法に2011年2月金賞(Gold Award)の盾を授与され、それ以前にローマ法王ベネディクト16世にもお褒めの盾を矢追博美先生はいただいています。 STAP細胞は1つの細胞を多機能細胞に若返させることを考えていますが、未だその真偽の程は定かではありません。そしてその原稿も1度目はNature誌に拒否されたと言います。数百年の細胞発達研究の歴史を冒涜すると批判されたようです。 この療法も現在日本で同じような運命に瀕しています。 私たち臨床医師は60兆個の細胞の塊である1個人のwhole bodyを扱わねばなりません。すでに20年以上前からこの療法は遣られております。この療法はこの若返りを扱うスケールの大きな且つ簡単安全安価な治療法です。個々の専門治療を扱う医師には大きな森を見ることは出来なくなっています。余りにギャップがあり、理解出来ないのでしょう。 如何にこの治療法が効くか、首相御自身がこの療法を受けて見てください。又は肩こりで困っている、腰痛で困っている、歯の痛み、その他難病治療に困っている方と御一緒にこの療法を試してみてください。そして何よりもまずこの世界に誇るこの療法の存在を知ってください。 以上お願いを上申いたします。 平成26年4月21日
渋谷区代々木4丁目5番16号 La鳳山101号 山脇診療所 山脇 昂(たかし) TEL:03 3375 1325 FAX:03 3378 8278 城春にして草木深し 小諸なる古城のほとり遊子悲しむ 春高楼の花の宴、巡る杯、影さして…城址に登る7曲がりの道を散策していると、次々に湧いてくる城跡の詩歌 ここは村上城址、我が故郷です。これらの詩歌の舞台にも劣りません。平山城に分類され、日本百名城に入っていませんが、標高135mあり、天空の城跡の感もあります。村上城主内藤家は今の首相官邸の土地の1部に江戸屋敷があり、高野山奥の院にその墓があります。 私は安良町に住んでいましたが、仏界商人という人がいて、どんぐりとか食って、自分で穴を掘り、生き仏になられたそうです。その人のお墓がやはり奥の院で内藤家の墓の近くにあったのには驚きました。 石垣の眺めが一番好い所ですが修復中です。 村上市を一望でき、三面川は山すそを這うように流れ、海に注ぎます。幼い時 ハゼ釣り 鮎釣り 急流の淵に飛び込み泳ぎきるなど、そこは山紫水明の地でした。 これぞ故郷という感慨です。 新緑の中に、後ろの方も開発が進み、高速道路も来ています。 年年歳歳人同じからず ですね。 まさに石垣が崩れそうで ruin と言う感じです。 平成30年元日 天気が良かった。朝静岡から東名を東京に向かった。事故があり御殿場で降ろされ、246に向かった。 渋滞で晴れていたため、美しい富士山を飽きるほど見て、夕方自宅に着いた。 私のマンションから富士山は全く見えないが、ある瞬間bathのドアに何かの反射で富士模様がくっきり映った。 右下には雲のような影も映っていた。30秒とは持たなくすぐ消えた。 今年は良いことがあるのか、ないのかまた判らなくなった。 三保の松原で見た元日の富士 |
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