学会発表抄録
2.第34回 日本成人病学会                平成12年1月

 【発表抄録】
 矢追インパクト療法 --糖尿病に対する効果--

 山脇診療所(開業医) 山脇 昂

目的:
 10年以上〜40年以上糖尿病を継続し、現在の状態に固着し、諦念している人又は糖尿病という状態を受け入れたくないが疲労感著しくどうしようもない人、これらの人達10名にインフオームドコンセントを得てQOLのさらなる改善、HbA1cの変化を1年半以上追いました。

方法:
 スクラッチテストにも用いるアレルゲンエキス5種の各超微稀釈液とパスパートの合計6種を用い、0.025〜0.05cc2週間毎に両前腕皮内注射する。

成績:
 不完全燃焼で燻っている状態つまり糖尿病に対し、運動療法と同じ効果を齎らします。運動など全く出来ない「寝たきり」「下半身マヒ」等にも行ない得ます。QOLは著しく改善しますが、無意識食欲抑制出来なくなる事あります。HbA1cはそれにつれ上下動します。

結論:
 ハウスダストエキスとは何から出来ているのか、それは「人間の欠片」人間からの剥落物質であり、それ故これだけ強烈な反応を示すBRMとなります。
「アナフィラキシー反応又はショック」と言うのもその「思考の壁」を破って更に深く考えてみる必要がある。それは燃焼作用が、ある人間にとって不利益を齎す臨界値以上の時であり、超微稀釈による臨界値は人間にとって利益を齎す。最適燃焼状態を齎す。燃焼は空腹感を齎します。動物・植物・節足動物・菌・カピ+ハウスダストつまり「五界の代表+人間の欠片」はその複合・相乗・累積効果を見直して欲しい。大規模施設にて、プラセポ対照2重盲検群間比較試験を行って頂きたい。